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Channel: Cape Fear、in JAPAN
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目と目が合ったら miracle

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幼少のころは、そんなことなかったように思う。

10代なかばから20代前半まで、ひとと目をあわせて話せなかったヘタレ男子であった。

よくホラ吹いていた時期だったしね、虚言が見破られないため、、、というのと、女子に対しては単に恥ずかしかったのだろう。

それでもデートしたい気持ちはある、
そして幸いなことに21歳のときにデートの相手をしてくれた子から、「まっき~は目を見てくれない」と発せられ、それから「努めて」ひとの目を見るようになった。

ガキだったんだ、許してくれ。


ずいぶん前の『アメトーーク!』(テレビ朝日)で「人見知り芸人」の括りが放送されたことがあったが、目をあわせて話せないというのも「人見知り」の一種だろう。

そのときのエピソードで面白かったのが、「笑い飯」西田の「目を見ているように思わせるため」に相手の頭蓋骨あたりを見るようにしている、、、というもの。

あぁ気持ちは分かるなぁと笑


いまの自分をよく知る友人たちは、「そんな過去は信じられない」といってくれる。

いっぱい恋をし、いっぱい恥ずかしい思いをして、いっぱい―あんまりこのことばは、自分自身に対しては使いたくないのだが―傷つけば、ひとは変わるものだね、ロッキー・バルボアが「ひとは変われる」といったのは正しかったということ。


だから「まっき~は目を見てくれない」といってくれたK子ちゃんには、ほんとうに感謝している。
(実際に慶子という名なのだけれどもね!)


以下、映像作品のなかで印象に残る「見る」という台詞3選+番外篇。


「あたしを見てー!」…『いつかギラギラする日』(92)の荻野目慶子

「旦那は、私の脚なんか見ない」…『デーヴ』(93)のシガーニー・ウィーバー

「見世物じゃないんだよ!」…『天国と地獄』(63)のヘロイン中毒者

「あたしだけを見て」…AV作品のクライマックスに、よく出てくる台詞




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明日のコラムは・・・

『映画監督別10傑(42)サム・ペキンパー』

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