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Channel: Cape Fear、in JAPAN
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デジタルにかこまれて

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20代のころは「シナリオは手書きじゃ!」とかいって「ペンだこ」を自慢していたりもしていたのだけれども、

『ツイン・ピークス』のトルーマン保安官の台詞を借りれば、

「現代に捕まってしまったな」となるのか、

いや、そんな批評的な内容は含まれていないが、

あれほど? アナログな人間だったはずなのに、いつの間にかデジタルに埋もれた生活を送っていることに気づく。

代表的なものはネットだが・・・
細かいことをいえば、最近、部屋の掛け時計を電波式のにした。

さらに腕時計だってエプソンが出しているキイロイトリのデジタル式だし、



新車のライトも電池ではなくUSBで充電するタイプなのだった。


当然、シナリオをはじめとする原稿はすべてパソコンを使用している。


導入当初、抵抗がなかったわけではない。

慣れというのは恐ろしいね、それは映画にもいえることで、

フィルムからデジタルに移行し始めたとき、「これは映画といえるのか!?」なんて吠えていたわけですよ自分なんかは。

場面を焼きつけるフィルムと、場面を記憶するデジタルって、根本的なところからちがうのだから! と。

それなのに、あぁそれなのに。。。

いま、「ネット配信の映画を映画と呼んでいいのか!?」という「大」問題があって、自分なんかは(みなさんの想像どおり)抵抗を感じているのだが、たぶんそのうちに慣れていってしまうのだと思う。


それが良いのか悪いのかは、自分では評価出来ないところではあるけれど!!!


※最初にデジタルかっけー! と感激した映画



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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(294)』

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