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Channel: Cape Fear、in JAPAN
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映画を観ようぜ

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TSUTAYAのカードを持たなくなって久しい。

たぶん捨ててしまったはずで。
会員番号を覚えていたとしても、当然、有効期限も切れているだろうから、
もしTSUTAYAでなにかをレンタルしようと思ったときは、身分証を提示して会員カードを作り直さなければならない。

なぜ持たなくなったのか。

スカパー! に入っているし。
WOWOWにも加入しているし。
おまけに去年から、配信系―Netflix、Amazonprime―も視聴出来るようにしているし、
そもそも、ほんとうに観たいものは、ブルーレイのソフトを購入してしまうし。


ただ友人が店長をやっているので、今年のはじめにTSUTAYA〇〇店を覗きに行って、野菜まで売られていることに驚いた。

友人曰く「そうでもしなければ、やっていけない」。

大変だなぁ!!

しかし。
コロナショック以後、レンタルビデオの回転率が急激に高くなっているそうで。

外出自粛要請により、家で映画などを見るひとが増えたってわけ。
配信系に(なんとなく)手を出せない年配のひとが、沢山レンタルしているみたい。

いわば、コロナで特需を迎えた数少ない業界であると。


レンタルビデオの思い出―。

中学2年生のころ、市内にTSUTAYAが出来た。
まだ蔦屋と冠されていたはずで、1泊2日で700円くらいした。

牧野家はこのタイミングでビデオデッキを購入、自分がしつこく父親にねだった結果だった。

最初に借りたのは、『スパルタンX』(84)と『コマンド―』(85)。



どっちも劇場で観ていたのにね!!


以降、部活を「ほぼほぼ」サボり、放課後には毎日のように蔦屋に通った。

自分の血と肉は、地元の映画館と蔦屋によるものだったんだね~。


いま、ほかの業界と同様に映画業界は窮地に立たされている。

映画館だけでなく映画制作そのものが中断、
ということは、映画館営業が再開されたとしても、新作の供給が間に合わなくなる可能性がある。

レンタルであれ配信であれ、流通を辿っていけば創り手につながるわけで、
つまり、僅かかもしれないけれど、創り手たちの収入につながる。

これだったら、みんな出来るよね。
クラウドファンディングまでいくと、大好きなひとしか協力出来ないかもしれないけれど。。。

だからみなさん、映画を観ようぜ!!




…………………………………………

明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(176)高峰三枝子』

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