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外国女優別キャリア10傑(55)メリル・ストリープ

~メリル・ストリープのキャリア10傑~

オスカー最多ノミネーション記録保持者であり、実際に主演賞を2度、助演賞を1度受賞。

それがジョークに多用されるほどのメリル様、71歳。

そんなひとでも、いや、そんなひとだからこそ「女優の使い捨て」現象にコメントしたのでしょう、同志たちはすごく励みになったんじゃないかな。


(1)『ソフィーの選択』(82)

オスカー主演賞受賞。

ホロコーストを背景に展開される、男と女の物語。

監督のアラン・J・パクラにとっても最も成功した映画―人気では『大統領の陰謀』のほうが上かな―で、このひとの再評価があってもいいと思う。




(2)『ディア・ハンター』(78)

オスカー助演賞受賞。

消息不明のニックを忘れるため、ニックの友人マイケルに「慰め合いましょう」とセックスを提案する。
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ひたすら切ない…。


(3)『クレイマー、クレイマー』(79)

多面的な視点で夫婦の離婚について描く、オスカー作品賞受賞作。

「元」妻を演じたメリルの気持ち、ガキのころは分からなかったけど。


(4)『恋に落ちて』(84)

デ・ニーロと再共演、しかしまたまた、道ならぬ恋だった。


(5)『めぐりあう時間たち』(2002)

ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア共演。
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ヴァージニア・ウルフを中心に、3つの時代の3人のヒロインを多層的に描く快作。


(6)『プラダを着た悪魔』(2006)

アン・ハサウェイの前に立ちはだかる、悪魔のような上司を演じたコメディ。

多くの世代に愛される21世紀の王道映画になっていて、最近始まった(きのうから?)日本のドラマも本作の影響下にあるよね~。


(7)『愛と哀しみの果て』(85)

ロバート・レッドフォードと共演、アイザック・ディネーセンによる名著『アフリカの日々』を映画化。

原題『Out of Africa』のほうが、よかったなぁ。。。




(8)『ハリウッドにくちづけ』(90)

キャリー・フィッシャーの自伝『崖っぷちからのはがき』を映画化、ハリウッド内幕モノのなかではあまり知られていないが、興味深いエピソードも多く楽しめる。


(9)『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2011)

オスカー主演賞受賞。

たしかに、このひとしか演じられないと思う。
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(10)『永遠に美しく…』(92)

ブルース・ウィリス、ゴールディ・ホーン共演。

美への執着を劇画的に描いて、大笑いするとともにドキッともさせられる。

ロバート・ゼメキス、いい仕事してます。

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明日のコラムは・・・

『多少? 無理はしています。』

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