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映画スタッフ別10傑(37)キャスリーン・ケネディ

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~キャスリーン・ケネディのキャリア10傑~

夫は同業のフランク・マーシャル、
しかしこのひとのほうが有名なのは、現在ルーカスフィルムの社長だからかな。

80~90年代はスピルバーグやゼメキスなどによる「壮大なワガママ」に、ときに首を縦に振り、ときに横に振り。

プロデューサーとしての嗅覚の素晴らしさはもっと評価されてもいい、、、にも関わらず、映画ファンになんとなく不評なのは、ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下になって以降の「新スターウォーズ」の世界観がメチャクチャで、ほとんど戦犯扱いされているから。

ちょっと、気の毒だと思うけど。。。(^^;)


(1)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)

誰もが楽しめる映画とは、このシリーズのことをいう。

これだけでもう、映画史には名を残す存在でしょう。



(2)『シンドラーのリスト』(93)

スピルバーグに「やっことさ」オスカーをもたらした傑作。




(3)『ジュラシック・パーク』(93)

そんな傑作と同年に制作されている娯楽大作。

じつはどちらが欠けてもどちらも創られなかったはず―という意味で、スピルバーグを語るうえでは外せない2本。


(4)『ケープ・フィアー』(91)

スコセッシとも組んでいる。


いつものスコセッシ映画より「若干」華やかさがあるのは、そのためかな?


(5)『シックス・センス』(99)

このホンだ! と思った脚本に対しては、新人監督を充てる勇気と覚悟も持っている。

シャマラン監督はいわゆるカブキモノだと思うが、初期にこれを監督していなければ、ここまでの大物にはならなかったと思う。


(6)『宇宙戦争』(2005)

スピルバーグの異様性が全面に押し出された怪作。

一般的には不評だが、こんなおぞましい物語をビックバジェットでやってしまえる向こうの業界の大胆さよ。


(7)『グーニーズ』(85)

いまの映画に足りないものがあるとするならば、こういう映画なのでは?

上映時間的にもタイトで完璧。


(8)『潜水服は蝶の夢を見る』(2007)

いっぽうで、唐突にこんな地味で渋め、しかしながらとっても味わい深い映画も創ることが出来る。




(9)『グレムリン』(84)

クリスマス興行として理想的な映画。

なにをどうすればウケるのかが分かっていたのは、スピルバーグだけじゃなかったんだと思う。


(10)『ツイスター』(96)

大味といえば大味なパニック物だが、竜巻から逃げるのではなく、竜巻に「向かっていく」という設定は映画的で面白いと思った。


ヤン・デ・ボン、もう監督やらないのかな~?

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明日のコラムは・・・

『隣人は静かに笑う。』

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