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俳優別10傑 海外「ま行」篇(1)

~マイケル・ダグラスのキャリア10傑~

反骨の男カークの息子、マイケル・ダグラス。
現在71歳の彼のことを、「父親超えを果たした」と評したとしたら、年配の映画ファンのかたは怒るかな。

でも自分の世代では、そう解釈しているひとは多いと思う。

そりゃ最近は振るわないし、
セックス中毒で笑いもの? になったことはあるけれども、

(20世紀の)主演作のほとんどはスマッシュヒットを記録し、また、プロデューサーとしても優秀で、『カッコーの巣の上で』(75)や『フェイス/オフ』(97)などを世に送り出した功績は大きい。

夫人は、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
結婚した際の「離婚時の慰謝料取り決め」が話題になったものの、10年以上も夫婦をやっているわけで、もう離婚の心配はないかな。

そんな、イキザマも含めてアメリカン!! な、マイケルさんのキャリア10傑は以下のとおり。

(1)『フォーリング・ダウン』(93)

映画小僧にファン多し。

フツーのオッサンがキレる―20世紀よりも、現世紀のほうがリアリティを感じられるところが怖い。




(2)『トラフィック』(2000)

野心が現実に打ち負かされる瞬間―それでも彼は、それを乗り越えようとする。

麻薬戦争を多角的に捉えた大傑作。

(3)『ブラック・レイン』(89)

多少の違法行為も厭わない、米国映画の典型的な刑事を好演。

健さんに、最後に渡すプレゼントの仕掛けが素敵だった。




(4)『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』(84)

相性のいい共演者、キャスリーン・ターナーとともに繰り広げる冒険活劇。

(5)『ローズ家の戦争』(89)

こちらもターナーとの共演作だが、夫婦喧嘩が殺し合いに発展するというブラックな味つけ。

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(6)『チャイナ・シンドローム』(79)

メルトダウンが起こった「あのころ」、レンタルショップでは軒並みレンタル中になったのだとか・・・。

(7)『ウォール街』(87)

インサイダー取引に関わる、強欲なゲッコーを演じてオスカー主演賞受賞。

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(8)『コーラスライン』(85)

主役はあくまでもダンサー、しかし彼ら彼女らを支えるのはマイケルさんだった。

この映画に関しては、役者云々より、えっ、リチャード・アッテンボロー監督って、こんなのも撮れるのか! という驚きのほうが上回ったのだけれども。

(9)『氷の微笑』(92)

モテる男の受難、パート1。

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(10)『危険な情事』(87)

モテる男の受難、パート2。

どうしてこんなに、似合うのでしょう笑笑

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明日のコラムは・・・

『アクメの演技』

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