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初体験 リッジモント・ハイ(199)

たぶん10年以上、蔦屋を代表とするレンタルショップに足を踏み入れていない。

映画小僧であることを主張していることへのギャップか、けっこう驚かれるが、行かないものは行かないし、今後も行こうとは思っていない。

だからもちろん、会員カードも持っていない。
持っていたのだろうが、どこかになくしてしまった。

中学・高校・専門学校、20代のころは、映画館の次に好きな場所だったのに!!

スカパー! に加入したことが大きい。
それからネット社会になったことも大きい。

さらにいえば、そこそこの収入を得るようになってから、観たいものは「アタリかハズレか」に無関係で買ってしまえ! という考えになったから。
ソフトそのものも安価になったしね~。

そんな自分のレンタルビデオ初体験は、いまでもはっきりと覚えている。

我が家にビデオデッキがやってきたのは、中学2年の夏。

ジョージ・ルーカスがCMをやっていた最新のものがほしかったが、あまりにも高いのでビクターの「まあまあ」高性能なやつにしたんだっけか。

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その翌日に蔦屋の会員になった。
ちなみに館林市に蔦屋が出来たのは、その前年だったと思う。

※現在の、、、ではないかな

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1泊2日で600円したが、3本の映画をレンタルした。

シュワ氏の『コマンド―』(85)、
成龍の『プロジェクトA』(83)、
スライの『ロッキー3』(82)であった。

ごっりごりの肉体派祭り。

時代を感じさせますなぁ・・・。





どれも、すでに観た映画ばかり。

まだ観ぬものに出会いたい、という気持ちがなかったのは自分でも意外。

それほどの鑑賞数を誇っているわけではないのに、この冒険心のなさはどうしたことだろう。

そういう発想が、生まれる前だったのかもしれない。


では、最初に録画した映画はなにか?
今回の初体験テーマは、それでいってみようと思う。


ちなみにダビングしたいという欲求が出来て、バイト代を注ぎ込んで2台目のビデオデッキを購入したのは高校2年生のころである。

もちろん映画のダビングもやったが、それ以上にAVのダビングを頑張った。

まぁトシゴロだから。
(当時の人気AV嬢は、美穂由紀と冴島奈緒である。奈緒さん死んでしまったんだよね、合掌)


ダビングというものが浸透していった80年代末―。
ビデオメーカーがそれを問題視し、コピーガード機能を導入するようになる。

ダビング出来るには出来るが、映像が鮮明でない状態になってしまう、ひじょうに画期的で残念な技術だった。


映画小僧なりたての自分は、しょんぼりしてテレビ放送される映画の録画に専念したのだった―。


そんな自分が、最初に録画した映画は・・・。


つづく。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(200)』

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