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黄金週間映画企画(5)ねむるひと

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黄金週間の特別企画第5弾は、映画における「印象的な睡眠や目覚め」でいってみようじゃないか。


トラビスと同様、不眠症気味である。
けれども、これまたトラビスと同様、日常生活に支障をきたすほどではない。

眠れないのであれば、ひとよりも余計に働いて稼ごうじゃないか―そんな発想があったので、ごく最近までダブルワークの身であった。

得する体質のようでいて、実際はどうなんだろうね。

睡眠時間の短いひとは、早死にする傾向にある・・・なんていうひとも居るけれど、眠れないのだからしょうがない。
とりあえず、身体にガタがくるまでは、あまり深刻にならないようにしておこう。


(1)エリザベス・べリッジ…『アマデウス』(84)

探していたのは、じつはこの画像じゃない。



妻が寝入っていることを確認し、夜遊びに出かけるモーツァルト。
その妻の寝顔が、絵画のように美しいのだよなぁ。

(2)クリストファー・ウォーケン…『デッドゾーン』(83)

交通事故に遭い、長いあいだ昏睡状態だった主人公。

奇跡的に目覚めると、予知能力を備えていた・・・。



(3)アン・ソンギ…『眠る男』(96)

いまでも思うよ、群馬県は、よく小栗康平に出資したなぁと笑

(4)ロバート・デ・ニーロ…『レナードの朝』(90)

デ・ニーロの主演作としては、あまり好きではない。
好きではないが、切ないラストは、じつに味わい深い。

(5)ブラッド・ピット、グウィネス・パルトロー…『セブン』(95)

トップ画像のほかに、夫婦で寝ているこのシーンも印象に残る。



「この街でも、早起きなの?」
「刑事セルピコだ」

(6)ヘザー・ランゲンカンプ…『エルム街の悪夢』(84)

第1作目に、ユーモアはない。
本気で怖がらせようとしていて、個人的には、そういう姿勢で創られたホラーのほうが好き。




(7)ハリー・マイヤーズ…『街の灯』(31)

チャーリーに命を救われた富豪は、酔っているあいだだけチャーリーを友人扱いする。

けれども目覚めると・・・。

(8)ケイリー・エルウィス…『ソウ』(2004)

こんな状況で目を覚ましたら、戦闘能力なんかゼロだ。




(9)レイ・リオッタ…『グッドフェローズ』(90)

「起きて、ヘンリー」

目を開けると、彼にまたがり、銃を向ける妻の姿が。

「街でも狙われているのに、家に帰ってきても、このザマか!!」

(10)バーバラ・ハーシー…『エンティティ―』(81)

幽霊に犯されたとされる女性の物語。



けっこう面白い映画だと思うのだが、日本のテレビで初放映された際の副題がひどい。

『美女を毎夜レイプする零体とゴーストバスターたちの死闘』・・・って。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『黄金週間映画企画(6)はしるひと』

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