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Channel: Cape Fear、in JAPAN
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大喰いという自尊心

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そりゃ、テレビに出てくるようなひとには敵うわけがないけれども。。。

ないけれども、それなりに―繰り返す、「それなりに」大喰いであると自負してきた。

トップ画像はマックの、自分でいう一人前だし(ポテトメインじゃんか!)、

ケンタさんだって、これは1度で食べる量だし、



サーティーワンで、まるで差し入れのように頼んでいるセットは、ぜんぶ自分で食べるものだし。




しかし、それも、いまは昔。

トシ取ったなぁ、、、とはいいたくないが、あまり喰えなくなった。


もちろん、出されたものを残すことはしない。

残しそうになったら、いちど席を立ち、トイレで吐き、それから残りを喰う・・・という覚悟を抱くくらいには、大喰いとしての自尊心を持っている。


こんなはずはない!
自分は、もっと喰える男だったのに!!

と、ショックを受けるようになったのは、いつごろのことだったか―。

思い返してみると、けっこう前のことだった。

ねぃちゃんと「爆盛りを出す店」に行ったときのこと。

食パンのなかにナポリタンを入れた看板メニュー(?)を、食べ切ることが出来なかったのである。




ねぃちゃんは笑いながら「しょうがないよ」といってくれたが、けっこう傷ついた。

バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ…………………自分の、バカ!!

と、自分に失望し、叱責したものである。


いつかリベンジを―そう誓ったが、あれから数年が経ち、さらに大喰いでなくなった自分が、あれを食べ切れるわけがない。

そう最初から諦めている自分のことが、やっぱり許せないのであった―。


※偏った編集ではあるけれども、面白くまとめてあります



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明日のコラムは・・・

『映画監督別10傑(23)シルベスター・スタローン』

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