帰省のお話、第二夜。
①プロテインとバウムクーヘン
肉体労働系のお仕事をしていたマッチョマンが店長をやっている、その名も『OTOKOGI BAUM』というバウムクーヘン専門店が、なぜか群馬にあって。
行ってきましたよ、
プロテインをごっそり入れたというより、大豆を原料とした…という意味らしい「プロテインバウム」。
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構えも現代的ではあるけれども、なんとなく男気を感じるぜ!!
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味は、というと・・・
なんとなく、通常のより歯ごたえがあるというかね。
もちろん美味しかったですよ♪
②姉からもらったぐんまちゃんジッポー
またコレクションが増えた!
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③こんにゃくパーク
群馬といえば、ねぎとこんにゃくですからね。
秀ちゃんが大使を務めるテーマパークです。
昔は工場見学しかなくて寂れていたらしいのだけれど、リニューアル後、無料のバイキングなどの企画が好評で人気に。
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あの手この手で商機を逃さないひとたち、尊敬しますよマジで。
④当然、墓参りも
かーちゃん、たぶん5年ぶりでした。
ごめんなさいね……。
そいでもって・・・
⑤姉と一緒に『グッドフェローズ』鑑賞
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姉に熱く語った解説、それと同じ内容を下にまとめてみます。
(1)コッポラの創ったマフィア・サーガの影響は計り知れないものがあり、一般のひとたちが黒い人物たちにある種の美学や憧れを抱くようになってしまった。
コッポラはスコセッシの友人、とはいえ「育ちのよいおぼっちゃん」であり、
小児喘息に苦しみ、少年時代、実際のワイズガイどもが巣食う街で過ごしたスコセッシとはちがう。
あのサーガを創った友人には敬意を表しつつ、実際のマフィアたちは「ろくでなし」でしかなかったことを告発しなければならない―という責務を背負って創ったのが『グッドフェローズ』だった。
前半であれだけ格好よかったヘンリーが、最後の最後にしでかしたこと…これはやっぱり、「ろくでなし」だもんねぇ。。。
(2)通常、ナレーションの多用は映画の作劇術としては「逃げ」とされている。
映画は「ことば」に頼らず「映像」で語るものだと。
しかしこの映画では積極的にナレーションを採用、
しかも「Aが語るのであればAの視点の物語のはずだから最後までAしか語ってはならない」という「ストーリーテリングの約束事」(『羅生門』のような構造は特例なんですよ、あくまでも)を破り、「バトンタッチ」が繰り返され、A(ヘンリー)とB(カレン)が交互にナレーションしている。
音楽もひっきりなしに流れ、とにかくやかましい。
本来であれば「NGだらけ」の映画だが、映画史や作劇を知り尽くしているスコセッシが「ぬけぬけ」とやってしまっているところが痛快で、とても新鮮、しかも、これは単なる偶然ではあるものの、ヒップホップの時代が到来した直後であり、この語り口が歓迎されたのだった。
(3)ポイントは、カレンがいう「夫はブルーカラー」。
ヘンリーはとにかくマメで、よく働く。
やっていることは犯罪でも、たしかに労働者に見えてくるから面白い。
麻薬の取引と弟の看病、それに料理が「等価のもの」として描かれるところがミソで、逮捕当日の動きなんて、あれ、いったい彼の罪ってなんだっけ?と思ってしまうほど。
・・・もっと語りたいけど、このくらいにしておきましょうか(^^;)
とにもかくにも、めっぽう面白い映画ということなんですよ!!
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『墓碑銘~2021回顧①~』
①プロテインとバウムクーヘン
肉体労働系のお仕事をしていたマッチョマンが店長をやっている、その名も『OTOKOGI BAUM』というバウムクーヘン専門店が、なぜか群馬にあって。
行ってきましたよ、
プロテインをごっそり入れたというより、大豆を原料とした…という意味らしい「プロテインバウム」。
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構えも現代的ではあるけれども、なんとなく男気を感じるぜ!!
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味は、というと・・・
なんとなく、通常のより歯ごたえがあるというかね。
もちろん美味しかったですよ♪
②姉からもらったぐんまちゃんジッポー
またコレクションが増えた!
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③こんにゃくパーク
群馬といえば、ねぎとこんにゃくですからね。
秀ちゃんが大使を務めるテーマパークです。
昔は工場見学しかなくて寂れていたらしいのだけれど、リニューアル後、無料のバイキングなどの企画が好評で人気に。
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あの手この手で商機を逃さないひとたち、尊敬しますよマジで。
④当然、墓参りも
かーちゃん、たぶん5年ぶりでした。
ごめんなさいね……。
そいでもって・・・
⑤姉と一緒に『グッドフェローズ』鑑賞
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姉に熱く語った解説、それと同じ内容を下にまとめてみます。
(1)コッポラの創ったマフィア・サーガの影響は計り知れないものがあり、一般のひとたちが黒い人物たちにある種の美学や憧れを抱くようになってしまった。
コッポラはスコセッシの友人、とはいえ「育ちのよいおぼっちゃん」であり、
小児喘息に苦しみ、少年時代、実際のワイズガイどもが巣食う街で過ごしたスコセッシとはちがう。
あのサーガを創った友人には敬意を表しつつ、実際のマフィアたちは「ろくでなし」でしかなかったことを告発しなければならない―という責務を背負って創ったのが『グッドフェローズ』だった。
前半であれだけ格好よかったヘンリーが、最後の最後にしでかしたこと…これはやっぱり、「ろくでなし」だもんねぇ。。。
(2)通常、ナレーションの多用は映画の作劇術としては「逃げ」とされている。
映画は「ことば」に頼らず「映像」で語るものだと。
しかしこの映画では積極的にナレーションを採用、
しかも「Aが語るのであればAの視点の物語のはずだから最後までAしか語ってはならない」という「ストーリーテリングの約束事」(『羅生門』のような構造は特例なんですよ、あくまでも)を破り、「バトンタッチ」が繰り返され、A(ヘンリー)とB(カレン)が交互にナレーションしている。
音楽もひっきりなしに流れ、とにかくやかましい。
本来であれば「NGだらけ」の映画だが、映画史や作劇を知り尽くしているスコセッシが「ぬけぬけ」とやってしまっているところが痛快で、とても新鮮、しかも、これは単なる偶然ではあるものの、ヒップホップの時代が到来した直後であり、この語り口が歓迎されたのだった。
(3)ポイントは、カレンがいう「夫はブルーカラー」。
ヘンリーはとにかくマメで、よく働く。
やっていることは犯罪でも、たしかに労働者に見えてくるから面白い。
麻薬の取引と弟の看病、それに料理が「等価のもの」として描かれるところがミソで、逮捕当日の動きなんて、あれ、いったい彼の罪ってなんだっけ?と思ってしまうほど。
・・・もっと語りたいけど、このくらいにしておきましょうか(^^;)
とにもかくにも、めっぽう面白い映画ということなんですよ!!
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明日のコラムは・・・
『墓碑銘~2021回顧①~』