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Channel: Cape Fear、in JAPAN
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令和版・海外俳優列伝(46)エドワード・ファーロング

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77年8月2日生まれ・45歳。
アメリカ出身。

昔のイケメン画像を貼るのは意地悪に過ぎるかな、

でも本人も現在の姿を自虐的に晒して芸能活動をつづけているわけだし、
結婚して引退したブリジッド・フォンダとちがうのだから、それもあり。でしょう。

というわけで、現在の姿です。


『アオラレ』(2020)のラッセル・クロウの代役が出来ますね、そういうキャリアの築きかたも面白いのではないかな。


※アリッサ・ミラノと同じ現象―母国以上に日本で人気爆発、CDデビューやCM出演まで果たす―が起きました^^



<経歴>

街でスカウトされ、『ターミネーター2』(91)で幸運な映画俳優デビューを飾る。
演技力がどうこうは、フレッシュな魅力ですべて無問題にしてしまいました。

若さの特権ですよね、キューポラの小百合さんみたいなものでしょう。。。



日本におけるエディ・フィーバーはしばらくつづき、映画雑誌の表紙にも度々登場。
(隣りはジェーン・マーチかな)


傑作ホラーの続編『ペット・セメタリー2』(92)、
ティム・ロスが暗い影を落とす殺し屋を演じた佳作『リトル・オデッサ』(94)、

カメラ小僧だった自身を描いたジョン・ウォーターズの自伝的青春映画『I love ペッカー』(98)、


きのうの主役ノートンの『アメリカン・ヒストリーX』(98)、『デトロイト・ロック・シティ』(99)などなどなどなど、その後のキャリアも成功作が多く、けっして一発屋ではなかったのですよね。
だからこそ、このあとの暴走には多くの映画ファンが驚きました。

2000年―薬物依存症、アルコール依存症と診断され施設への入所と退所を繰り返すように。

薬物の過剰摂取で病院に運ばれ、無免許運転による事故で逮捕され、また、元嫁への接近禁止命令が出されるなど荒んだ私生活がスキャンダラスに報道されました。

そのあいだにも映画出演はつづけていた、、、ものの、そういう背景と作品の「質」も影響してか、ほとんどの作品が日本では劇場未公開に。

「比較的」容易に触れられる作品に『モンスター・スパイダー』(2011)があって、自分もWOWOWで鑑賞しましたが、まぁ作品は面白いのだけれど、エディの変わりように絶句してしまったところはありましたよ、やっぱり。
ただ前述したように、それでも俳優をつづけようとしているところは、いいなぁ!と思うし応援したいなと。

最新作は、2019年の『ターミネーター:ニュー・フェイト』。
「え、これだけ??」と突っ込みたくなるほど僅かな出演であり、これには本人も不満らしい。

分かるが、エディのためには、もう「ターミネーター以外」で勝負したほうが得策なのかも・・・。


次回の列伝は、F・マーレイ・エイブラハムさんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『うまいこと転職できました^^』

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