煽り + 5月コラムの目次
ニュースとしては出遅れた感が強いが、六大学野球のポスターに感心した。 チアリーダーが挑発し合う、いわゆる「煽り」系。 左の子の腹筋の素晴らしさにも目が行ってしまうが、いやいやそういうことをいいたいんじゃなくって。 煽りは「試合を盛り上げる」という意味でスポーツの世界では必要な要素だとは思うものの、日本の格闘技「限定」で話を進めれば、最近はうまくいっていなくてねぇ。...
View Article根性すわっている演者たち:女優篇
なかなかに芸歴も長い、しかも可愛いのにパッとせず、もっと売れてほしいなと応援を続けていた肉体派女優・武田梨奈(トップ画像)が「去年あたりから」ぐんぐん調子を上げてきている。 きっかけはセゾンの瓦割りCMで、 あれが放送されるや否や、色んなメディアから注目を受けて映画やテレビの出演オファーもあとを絶たないようである。 えがった、えがった。...
View Article根性すわっている演者たち:男優篇
きのうからのつづき、「演技のためだったら、なんだってやる」系の、きょうは男優10傑を。 女優とはちがって、男優がいくら脱ごうがセックス狂いのキャラクターを演じようが、受け手は「えらい!」などとは思わない。 津川雅彦やマイケル・ダグラスのことをいっているのだが笑、むしろ羨ましいと捉えられてしまう傾向にあり、そこらへんが男と女のちがいで。 今井雅之が死んだ。...
View Article<再録>「魔」のキャスティング
※事情があって、本日は過去記事の再録で勘弁願います。 なにかあったというわけではありません、単なる呑み過ぎです汗 ………………………………………… あれは満月の日だったか、 あるいは地球がほんの少しだけ間違った方向に捩れたのだろうか、 どういうわけか、こんな自分に自主映画の主役をやってくれないか―と依頼してくる、世にもキトクな友人が居た。 「なんで自分?」 「役にぴったりだから」...
View Article煙の不思議
某日―。 自宅で美女と1対1の呑み会。 かつて自分が惚れていた子で、きっちり告白もしたが「煙草さえ吸わなかったら、考えたかもしれない」と返された。 ひとを傷つけないよう配慮した決まり文句かなと思ったのだが、その後も友人として付き合っていて、彼女がほんとうに「ケムリ嫌い」であることが分かった。 以来、彼女と会うときは前日から煙草を控えたり、何度も歯磨きをするようになった。 さあ問題は自宅だ。...
View Article年に1度の、生MMA
今年は「ないかも…」と思っていた北米のMMA団体イベント、『UFC』の日本大会が9月に開催される―その第一報を聞いた瞬間、飛び上がりながら奇声を上げてしまったよ。 足首、ちょっと痛めていたというのに。 深夜2時だったというのに。 近隣住民さん、ごめんなさいでした。 ※日本では未だ「総合格闘技」とされているが、世界的には「MMA=Mixed Martial...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(123)
たーみねー「たー」→「たー」とる(タートル) オオカミ タカ ライオン クジャク イヌ ・・・じっくり考えたわけではないので、あすには変わっていそうだが、好きな動物5傑を挙げてみた。 イヌは小型犬というより大型を指しているので、この5傑でいうと、自分は可愛らしさよりも格好よさに魅かれていることが分かる。 (とかいって、次点はカピバラさんとかウォンバットなんだけど!)...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(124)
たーと「る」→「る」いあーむすとろんぐ(ルイ・アームストロング) 「まっき~、その歌、よく口ずさんでいるよね。好きなん?」 「うん、CMで聞いただけだから、この部分しか知らないんだけどね」 「曲名、知ってる?」 「…恥ずかしいことに、それも知らない」 「『この素晴らしき世界』、有名な曲だよ」...
View ArticleTSUBAKI
「―俺の名前は、、、椿。 椿、三十郎。もうすぐ四十郎だがな」 花の名前を知らなくとも、椿くらいは知っている。 椿を指して「これは椿」といえるのは、『椿三十郎』(62)のおかげだけど。 そうかそうか、三十郎は38~9歳くらいなのね。 いまの自分より、ちょっと後輩ということか。 実際に会って、ああいう態度を取られたら、こっちが敬語使ってしまいそうだが。...
View Articleにっぽん男優列伝(282)林隆三
43年9月29日生まれ・2014年6月4日死去、享年70歳。 東京出身。 70年代症候群を患う自分は、暇を見つけてはこの時代に創られた映画に触れています。 『タクシードライバー』(76)1本だけの話ではなく、 『キャリー』も『ロッキー』も『愛のコリーダ』も76年産、 『太陽を盗んだ男』と『復讐するは我にあり』は79年産、 『仁義なき戦い』は73年産、...
View Articleにっぽん男優列伝(283)原田大二郎
44年4月5日生まれ、71歳。 横浜出身。 公式プロフィール 自分にとって原田大二郎(はらだ・だいじろう)さんとは、俳優としてより「情の厚い、オモシロおじさん」としての認識のほうが強いです。 それはたぶん、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(85~96、日本テレビ)の影響によるものだと思います。 テレビドラマよりも映画よりも先に、このバラエティ番組で原田さんの名前を知りました。...
View Articleクリストファー・リー追悼? ボンドガールでいちばんは誰か
「ひとり悪役商会」こと? クリストファー・リーが鬼籍に入った。 合掌―いろんな映画に出たが、悪役でこそ輝く怪優であった。 代表作として挙げられるのは(おそらく)『ドラキュラ』のシリーズだろうが、個人的には007のシリーズ『黄金銃を持つ男』(74)で演じたスカラマンガが強く印象に残る。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(130)
好きなことば、、、というか座右の銘といってもいいのは猪突猛進。 しかし41年間の人生を表現すると、間違いなく満身創痍となる。 まぁ広い視点で捉えてみれば、猪突猛進ゆえに満身創痍になった―といえるかもしれないが。 怪我自慢なら負けないぜ、えばることじゃあないけれど・・・っていうほどに怪我をしてきた。 内科に世話になったのは小学校まで、あとはひたすら外科―主に整形外科―だけですよと。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(131)
学校給食の牛乳は、大雑把にいえば昭和が「瓶」で、平成が「紙パック」である。 尤も最新の給食事情によれば「ご飯にあわない」ということで、牛乳が出ない日があるらしい。 そんな馬鹿な!! 牛乳が好きで好きで、嫌いな子からもらいまくり、結果1日1リットルくらい飲んでいた自分のようなガキはどうなるんだ!? ・・・という抗議は現在のところ起こっていないようで、いまの子はつくづくクールだと思う。...
View Article♪ アイドルは、やめられない …の?
昔ほどではないが、アイドルのアレヤコレヤについて書いてくれという原稿依頼がくる。 元々がアイドル好きだったからね、経済や新商品について書いてくれといわれるより、仕事としてはラクである。 だからいつも、ちゃちゃちゃっと仕上げられる。 自慢じゃあないが、映画の原稿で落とされることはあっても、AVとアイドルの原稿で落とされたことはない。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(125)
るいあーむすとろん「ぐ」→「ぐ」ろーいんぐあっぷ(グローイング・アップ) グローイング・アップとは、成長の意。 ほとんどの映画がグローイング・アップをテーマとしている―といってしまっても、それは大きく外れてはいないと思う。 (内的にも外的にも)なんの変化も起こらない登場人物ばかりであったら、共感するのは難しいものね。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(126)
ぐろーいんぐあっ「ぷ」→「ぷ」ろでゅーさー(プロデューサー) よく、映画における監督とプロデューサーのちがいは? と問われるのだけれども、モノスゴ大雑把にいえば・・・ 監督は現場の責任者で、 プロデューサーは「総」責任者。 立場的には後者のほうが上で、だからオスカーの作品賞は監督ではなくプロデューサーに贈られる。 一概にはいえないけれど・・・...
View Article「ベム」「ベラ」「ベロ」ソーン
6月に入って以降のアレヤコレヤを、項目別に―。 (1)道交法改正から2週間ちょっとが過ぎる。 初日こそオマワリ総動員でスマホを持ちながら運転する高校生や逆走するジイサンやらを呼び止めていたが、ここ数日はそんな光景をとんと見ない。 ほらこっちにも、ほらあっちにも、無法者が居るじゃあないか。 アンチャンネーチャンより、どちらかというとジイサンバアサンのほうが危険な運転をするのだよなぁ。...
View Articleにっぽん男優列伝(284)原田芳雄
40年2月の、、、おぉ29日生まれ!! 2011年7月19日死去、享年71歳。 東京出身。 優作は大好き。 けれども、優作が影響を受けたとされる原田芳雄(はらだ・よしお)さんには、正直ピンときませんでした。 ワイルド/アウトローといえば聞こえはいいですが、汚い格好をして、無精髭を生やしている―黒澤時代劇における三船のようで、自分のなかではそれを格好いいと思えなかったのです。...
View Articleにっぽん男優列伝(285)東出昌大
88年2月1日生まれ、27歳。 埼玉出身。 公式プロフィール お、コイツ格好いいな、スクリーン映えするし、映画でいっぱい活躍するだろうし、モテるだろうなぁ、、、と思っていたら、あっという間に結婚。 ヘンな意味ではなく。 って、まぁヘンな意味なんだけど、ヒトゴトながら、ちょっともったいない・・・とか余計なお世話なんだけど、やっぱりそう思ってしまいました。...
View Article