ドキュメンタリーで熱くなれ!!
某日―。 公開中のドキュメンタリー映画、『ルック・オブ・サイレンス』を観る。 60年代に起きたとされるカンボジアの大虐殺を「加害者側の視点」で捉えた傑作、『アクト・オブ・キリング』(2012)の姉妹編、、、のような創りの作品。 今回は「被害者側の視点」で捉え直しており、ふたつに触れて、初めてひとつの映画を観終えたという感想を抱いた。...
View Article雨と汗
あらゆる行動がスローな女子の友人が居る。 おっとり系ってわけじゃない。 太っているわけじゃない。 野暮ったい感じの子でもない。 動きがスローだと喋りもスローになる気がするが、そういうわけではない。 歩くのが遅い。 立ち上がるのが遅い、座るのも遅い。 でも、食べるスピードはそれほど遅くもない。 不思議だなぁと思って「子どものころから、そんな感じ?」と聞いてみた。 「ううん、2~3年前から意識的に」...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(134)
きのうは府中競馬場の花火大会があったようで、「やや」近くを通ったのだが、ひとが多くて多くてこりゃたまらん、とりあえず音だけ楽しんで退散してきた。 (花火大会の)ごみごみした感じは好きじゃないというひとには会ったことがあるが、花火を嫌いだというひとを知らない。 ヒトが創り出したモノのなかで、花火が最も美しいんじゃないか―少なくとも、それを眺めている瞬間はそう思うよ、ほんとうに。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(135)
いまはどうだか知らないが、自分が20代だったころの「花火大会後の掃除アルバイト」は、ひじょうにおいしかった。 陽がのぼるまでにはキレイにしてほしい―という行政が多いので、基本は深夜~早朝におこなわれる。 だから時給は割増であることが多いし、それ以上に「特典」が有難かった。 落し物の数が、半端ではないのである。 財布、持参したけれど飲まなかった缶ビール、食べなかった弁当などなど。...
View Article名刺代わり
あすの夕刻、芥川賞と直木賞の受賞者が発表される。 今回の芥川賞には芸人・又吉直樹の『火花』がノミネートされており、彼が受賞してもしなくても、文学賞ニュースとしては例を見ない報道がされそう。 ふたりの美女が受賞したとき(トップ画像)や、 自称・前科者が受賞したとき、 本物の引きこもりが受賞したとき笑 も、 ※何度観ても笑える それなりに騒がれたが、 今回はその比ではないと思われる。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(129)
ふぃん「がー」→「がー」どまん(ガードマン) ガードマンって海の向こうでも通じそうだけれども、じつは和製英語。 警備員のことだが、求人募集などを見ていると、主に交通誘導員を指していることが分かる。 「(喰う金に)困ったら、ガードマン」みたいな感覚が自分のフリーター時代にはあったと思うのだが、現在もそうだろう、 だから、アルバイトでガードマンを経験したひとは多いはずである。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(130)
がーど「まん」→「まん」ぷく 20代のころに比べれば食が細くはなったけれども、未だ自称・大食漢である。 41歳でも、食に性にがっついている、、、と。 だから、自分用に出されたものを残すことが出来ない。 出来ないというか、残す自分が許せない。 あぁ、プライドなんてないような気がしていたけれども、ここにあったんだね。 量もヒトナミ以上だと思うが、食べるスピードも早い。...
View Articleとうとうウォシュレット
なくても困らない趣味系のものは発売日当日に買ったりするのに、必要に迫られているものを「なかなか」買わなかったりするところがある。 前者は、好きな映画のDVDとか、新発売のビールとか。 後者は、10年悩んだ末にやっと買ったベランダの鳩よけネットとか。 10万だったら分かるけど、1000円もしないものを10年悩むとかバカかい!? で、取り付けてみて「早く買えばよかった…」なんつって。...
View Articlebravoシネマ
『スターウォーズ エピソード7』の公開まで、いよいよ半年を切った。 基本がインディーズ支持、ビッグバジェット映画についての言及はほとんどしない自分でも、このシリーズはべつでね。 「スターウォーズ展」が開かれたり、ビックリマンチョコとコラボしたり、先方? も、だいぶ前からアレヤコレヤと仕掛けを用意し、映画ファンたちのワクワクを煽っている。...
View Articleaccidentシネマ
「映画館における拍手体験」を特集したので、きょうは「映画館における事故、トラブル」を展開してみよう。 映画館を舞台にしたホラー映画は、珍作『デモンズ』(85)。 いまでこそ馬鹿にした書きかたをするが、公開当時はこれでも怖かった。 葉巻をくゆらすデ・ニーロに弁護士一家が迷惑するのは、トップ画像の『ケープ・フィアー』(91)。...
View Articleにっぽん男優列伝(288)吹越満
65年2月17日生まれ、50歳。 青森出身。 公式プロフィール 異業種の世界から俳優業に挑戦、きちんとした結果を残したひと―といえば、最近ではミュージシャンのピエール瀧でしょうか。 電気グルーヴのステージと同様、硬軟自在にキャラクターを演じ分けていて、あぁすごく器用なひとだなって。...
View Articleにっぽん男優列伝(289)福士誠治
83年6月3日生まれ、32歳。 神奈川出身。 公式サイト もう歳なのでしょうか・・・ 顔もタイプも年齢さえもちがうのに、福士誠治(ふくし・せいじ)さんと、次回の男優列伝に登場する福士蒼汰くんを、苗字が同じというだけで混同してしまう自分が居ます。 まだ、兄弟? と解釈するのなら分かるけど。 一般のひとはそれでもいいかもしれませんが、映画小僧を自称しているのだから、それはまずい! ですよねぇ。...
View Article抱きしめたい
世代的にドンピシャなので、渡辺英樹の訃報に触れてうろたえてしまった。 バンド「C-C-B」の、リーダーね。 年齢不詳っぽい見た目なので、まだ55歳だったというべきか、もう55歳だったというべきか。 ともかく合掌。 シングルもアルバムも揃えたし、コンサートにも行った。 未だカラオケでは選曲することもあるし、このひとたちの代表曲を入場曲としていたボクサー・内藤大助も悲しんでいることだろう。...
View ArticleTHE CLAIMER
友人と呑んでいて、「どの程度のミスがあったら、クレームを入れるか」みたいな話になった。 「食べ物とか飲み物に、髪の毛」 「いわないなぁ、残すけど」 「ラーメン運んでくるおばちゃんの指が、スープに触れている」 「いわないなぁ、出来れば、おばちゃんじゃなくて、おねいさんがいいけど」 「じゃあゴキブリは?」 「それは、いうよね」 「つり銭まちがい」 「もちろん、いう」 「多くても?」...
View Article金魚忌
きょうは、かーちゃんの命日。 いつも饒舌な自分だけど、きょうと、3.11くらいは静かにしておきたいと「いま、さっき」決めましたの。 合掌。 かーちゃん、向こうで元気してますか。 あと30年くらいしたら、会いにいきますからね!! ………………………………………… 明日のコラムは・・・ 『チャリ焼け』
View Articleチャリ焼け
某日―。 よみうりランドのプールで遊ぶ。 ・・・その前に、出不精のハニーが水着を持っていないというので、一緒にお買い物。 とってもイヤらしい水着を(店員さんとともに)勧めてそれを買わせる。 写真も撮ったのだがアップするとさすがに怒るので、イメージとしては、トップ画像の益若ちゃんのような感じ。 これを、もっともっともっときわどくしたやつ。 この歳になると、本気で泳いだりしようとは思わない。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(136)
8月は音楽フェスのサマーソニック2015、 9月は格闘技のUFCジャパン2015、 10月は東京国際映画祭。 以上、夏~秋に参戦するお祭りイベント。 サマーソニックは取材なので、お金のことは考えなくていい。 UFCと映画祭は「趣味」だから、いまはそのためにせっせと働いていますよと。 とくにUFCは金を要する。 ン万の席をゲットしたので、チケット代だけで家賃の2ヶ月分だし!!...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(137)
そういえば、東京ドームで野球を観たことがない。 基本、野球をするところ・観るところなのに。 でもけっこうな回数で東京ドーム内には入っている。 バットマンカーが日本に初上陸し展示されたときとか。 総合格闘技「PRIDE」の人気が最高潮に達していたときとか。 自分が初めて東京ドームに足を踏み入れたのは、90年の2月11日のこと。 16歳、高校1年の冬。...
View Articleきっかり、2年。
パソコンは2台(代)目で、これ(レノボ)が8年目。 ここのところ毎日稼動させているエアコンが、12年目。 洗濯機が10年目、 冷蔵庫も10年目、 電子レンジは17年目、 炊飯器は9年目・・・ という具合に、ウチの家電やAV機器は割と長くもっているほうだと思う。 最近の買い物は現物を見ずに触れずにネットで感覚的・直感的にに選んでしまうのだが、それでもけっこう「はずさない」。...
View Article死体袋の帰還兵
公開中の日本映画、『野火』が凄まじい。 原作小説は、大岡昇平によるもの。 かつて市川崑も映画化(59)している・・・ものの、崑さんの映画としてはけっして出来はよくないと(個人的には)思う。 映像技巧では59年度版、ただ迫力という点に関しては「圧倒的に」リメイク版が勝っている。 監督はインディーズの星、塚本晋也。...
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