サブカルって、なにかね。
【2015総括シリーズ その参】 早々と本年を総括する企画の、きょうは第3弾。 テーマは、「映画以外の」映像作品11傑。 PVやCM、映画予告編はもちろん、尺や内容は縛らないのでテレビドラマやバラエティ番組も対象に入っている。 ただ、映画を追いかけるあまり「それ以外」は精通していないので、ご容赦を・・・ということは、毎年いっている気がするねぇ。 では、いってみよう。...
View Articleにっぽん男優列伝(303)細川茂樹
71年12月16日生まれ、43歳。 岐阜出身。 公式ブログ テレビ朝日のバラエティ班で働いている友人が居て、そのコネで人気番組『アメトーーク!』の収録を覗かせてもらったことがあります。 そのときのテーマが『家電芸人』で、芸人「ではない枠」で出演していた細川茂樹(ほそかわ・しげき)さんは、一際異彩を放っていました。 180cmを超える土田晃之ほどではありませんが、出演者のなかで2番目の長身。...
View Articleにっぽん男優列伝(304)細川俊之
40年12月15日生まれ・2011年1月14日死去、享年70歳。 福岡出身。 自分が細川俊之(ほそかわ・としゆき)さんの存在を知ったのは、劇場版アニメーション『あしたのジョー』(80)からでした。 主人公の好敵手・力石徹の声を担当していたんですね。 あおい輝彦が担当したジョーよりあっている!! と感動し、そこからテレビ版に触れたのですけれど、声優さんがちがってガッカリした記憶が残っています。...
View Article紙はしぶとい
【2015総括シリーズ その四】 本年の総括、きょうは漫画や雑誌、写真集も含めた「本=印刷物」でいってみよう。 ここ数年、ずっと「紙が売れない」といわれつづけている。 たしかにそれは事実で、休刊・廃刊に追い込まれる雑誌は「創刊される雑誌」の3倍ちかい。 新聞の購読者は年々減りつづけ、...
View Articleヘッドフォンとは無縁、だけれど
【2015総括シリーズ その伍】 本年度の総括、第5弾は音楽。 家でモノを書いているときは、小さな音でインストゥメンタルを流している。 主にマイケル・ナイマンと、映画のサウンドトラック。 ネットサーフォンしているときは、録音した有吉ちゃんのラジオ番組を流している。 きっちりとした? 歌詞のある音楽を流すのは、帰宅後に洗濯物を取りこんでいるときとか、風呂上りとか。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(145)
ばかや「ろー」→「ろー」ぷ(ロープ) サスペンスの巨匠と呼ばれた、アルフレッド・ヒッチコック。 もちろん自分も尊敬する映画監督のひとりだけれども、個人的にはこのひとの「真性のヘンタイぶり」に共感を抱くというか、興味も抱く。 ヘンクツな表現になってしまうが、あぁよかった立派なひとでなくて! と思うところがあるわけですよ。 ある意味では、ヒトデナシなんです明らかに。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(146)
ろー「ぷ」→「ぷ」ーる(プール) そういえば今年、プールに1回しか行っていない。 よみうりランドのプールに、たったいちどだけ。 海なんて、いちども行かなかった。 仕事帰りには「必ず」市民プールに寄っていたときもあったのに。 しかし水着だけは、すげー持っている。 なぜならそれをハーフパンツのように穿いて、部屋着としているからだ。 夏は、ちょうどいいんだよね。サポーターもついているし。...
View Articleワーストは、つまらないって意味じゃない
【2015総括シリーズ その六】 本年度の総括、第6弾はワースト映画について。 常々いっていることだけれども、自分にとってのワースト映画とは「つまらない映画」ってことじゃない。 映画であろうと努めるスタッフ・キャストが居れば、たとえ「物語的に」つまらなくても、それは駄作ではなくて失敗作に過ぎない。 映画になっていない。 どうして映画と呼ぶのか分からない。 映画というものをなめているとしか思えない。...
View Article汗で泣く
【2015総括シリーズ その七】 本年の総括シリーズ、きょうの第7弾はスポーツ。 ・・・と、その前に。 きのうオーストラリアで開催された総合格闘技MMAの興行「UFC193」において、あと3年くらいは負けることがないであろうと「誰もが思っていた」女王ロンダ・ラウジーが敗北した。 しかも、TKOで。 しばし呆然、こんなこともあるんだな、これが格闘技の怖さなんだな、、、と。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(152)
先日も書いたが、紙媒体が売れなくなっている。 それは成人誌も同様で、根強い人気を誇っていたあのエロ本もこのエロ本も休刊や廃刊に追い込まれた。 そりゃあそうだろう。 DVDとはうまく共存関係を築けたが、ネットとはうまくいかない。 過激な無修正動画をネットで無料視聴出来る時代に、ヌードグラビアでアレコレしようと考える向きは、すでにオッサン世代だけなのであった。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(153)
13年間―12歳から25歳まで―愛読していた映画雑誌、『ロードショー』は「ひとつ残らず」取ってある。 高校時代に発売されたものをペラペラとめくってみると、新作ビデオ情報のコーナーにアダルトビデオまで載っていた。 成龍ジャッキーの新作の隣りに「ごく自然に」載っていて、ご丁寧に担当者のレビューつきである。 そうそう、この感じ!!...
View Article俳優に「実力派」なんて、居ない。
【2015総括シリーズ その八】 本年の総括、第8弾は「映画」俳優。 映画は映画監督のもの―ではあるけれど、監督の分身あるいは子どもとして、画面内でアクションを起こすのは俳優たち。 それが彼ら彼女らの仕事であり、よく考えたら日本でさかんに使われる「実力派俳優」という表現はおかしいというか、失礼なんだよね。 「個性派」なら分かるけど、「実力派」って!...
View Article面白がれるもの、面白がれないもの
【2015総括シリーズ その九】 本年の総括、第9弾は「芸能」。 常々いっているように、自分は芸能ニュース「明」「暗」ともに、松尾スズキが宣言している「面白がりたい」の精神を継承しているつもりで、 だから「愛がある」ことをイイワケにしながら、彼ら彼女らの言動を笑ったりバカにしたりしている。 しているのだが、なかにはシャレにならない事件も起こり。 昔でいうと、まぁ昔過ぎるかもしれないが、...
View Article胸張ってパクれ
【2015総括シリーズ その拾】 本年度の総括、第10弾は「社会」。 あの事故やその事件やこの現象などの10項目を同列に語ることは「なかなかに難儀」なのだけれども、すべて「地球上で起こったこと」という決定的な共通点があるわけで、率直にいうと、 まだAを消化し切れていないうちにBが発生する―その繰り返しで、相変わらず世の中は止まってくれないなぁ、、、と。...
View Article「きき」ビールなら、そこそこ自信あり。(たぶん)
【2015総括シリーズ その拾壱】 本年の総括、残るは「映画ベスト20」「映画10大ニュース」と、きょうの「経済・流通」のみ。 まぁ経済といってもFRB云々かんぬんではなく、消費主義の申し子? である自分が、今年試してみて満足した酒や食い物を10挙げるというだけのものだ。 「いま、その気分」じゃなくても、「新商品」のポップを見ただけで「使命感」みたいなものが湧いてくるヤツでね、...
View Article10年後さえ、想像出来んのです。
怪優ジョン・マルコヴィッチが主演する映画の企画、『100 YEARS』が話題になっている。 100年を経て完成となるコニャックをモチーフにしたもので、 映画制作そのものはすぐに終わるけれど、フィルムは直ちに金庫に仕舞われ100年後に開ける。 100年後―。 選ばれた「1000人の子孫」に向けて招待状が配られ、上映がおこなわれる、、、と。...
View Article記憶
小学4年生あたりで「映画って、いいな」と思うようになり、 中学生で映画ファンを自称、 高校になると映画小僧であると自覚するようになった自分。 上京して以降は、劇場での鑑賞数が100を切ったことがない。 ・・・というのが自慢というか誇りといえば誇りなのだが、 「それだけ観ていると、どんどん忘れていかない?」と問われることがある。...
View Articleにっぽん男優列伝(305)前田吟
44年2月21日生まれ、71歳。 山口出身。 前田吟(まえだ・ぎん)さんの、声が好きです。 「よいおっちゃん」役が、とっても上手なひとだと思います。 しかしテレビドラマの世界はともかく、映画俳優としては正当に評価されていない気がするんですよね。 自分のなかでは加藤武と同じような存在のひとで、こういうひとたちが物語を面白くしているのになぁ! と思うわけですよ。...
View Articleにっぽん男優列伝(306)真木蔵人
72年10月3日生まれ、43歳。 東京出身。 公式プロフィール ねぇちょっと、ちょっと。 このトップ画像、自分に似ていません? ・・・って、失礼しました。 単に坊主頭が一緒というだけなのでしょうね。 でも、この写真のころの真木蔵人(まき・くろうど)さんと似ているね―って、よくいわれた時期があったんですよ。 悪い気は、ぜんぜんしないですね。 ふつうに男前だし。...
View Article♪ 大嫌い、大嫌い、大嫌い…大好き!!
~追悼、原節子~ 小津安二郎と山田洋次が嫌いだった。 (過去形であることに注意しよう) いや少しばかり訂正、演出家として上手であったことは認めざるを得ないわけで、嫌いではなく「苦手だった」というべきか。 山田洋次の映画は、押しつけ気味な善意に嫌気が差した。 清貧こそ正義、みたいな世界観が気に入らなかった。 しかし、『家族』(70)を観て考えが変わる。...
View Article