シネマしりとり「薀蓄篇」(168)
じょしこうせ「い」→「い」のせんと(イノセント) 18歳から26歳くらいまで、映画の自主制作サークルを立ち上げていた。 現代のようなネット社会ではなかったので、雑誌の投稿ページで参加者を募ったりして。 市民ホールの小さな会議室を借りて、上映会なんかしたりして。 その過程で、沢山の映画監督志望に出会った。 上映会は、彼らの作品なども流して1日をかけておこなわれる。...
View Articleボックスかソフトか
ボックスの煙草・・・厚手の紙のパッケージのなかに、煙草が入っている。 トップ画像が、それ。 ソフトケースの煙草・・・薄手の紙のパッケージのなかに、煙草が入っている。 『ルパン三世』で銭形さんが愛飲している煙草のパッケージが、それ。 「どっちでも、いい。」というひとも居るが、喫煙歴が長いひとほどボックス/ソフトに対するこだわりがある。 …………………………………………...
View Articleみんな好きだ!!
久し振りに顔を拝めたSTAP小保ちゃんの、あまりの変わりように慄いた。 顔が変わったというより、痩せ過ぎて顔と身体のバランスが悪くなっている。 純白のワンピースという衣装は満点だが、ちょっとギスギス感が強くなった。 以前からいっているように、STAPどうこうは置いておいて、自分は女子として小保ちゃんが好きだ。 好きだという弱み?...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(174)
テレビ番組は「0」だが、ラジオ番組と雑誌への投稿はガキのころから好きで、それは現在でもつづいている。 まぁ雑誌に関しては、それで原稿料をもらう職業に就いたので、いまはラジオ番組だけといっていい。 というわけで今回の初体験テーマは、「初めてのラジオ投稿」でいってみたい。 まずは番外編として、雑誌への投稿を。 最初は『週刊少年ジャンプ』(集英社)の読者投稿コーナー、『ジャンプ放送局』だったと思う。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(175)
映画が描くラジオといえば・・・ 一般的には三谷幸喜の初監督作『ラヂオの時間』(97)や、ウルフマンDJがインパクトを残す『アメリカン・グラフィティ』(73)だろうが、 個人的には『天国と地獄』(63)のニュースキャスター、オリバー・ストーンの『トーク・レディオ』(88)、そして『フィッシャーキング』(91)の3本が印象に残っている。...
View Articleミュージックポートレート
Eテレで放送されている『ミュージックポートレート』が面白い。 なんらかのつながりがある著名人ふたりが、それぞれにとっての10曲を挙げていく対談形式の音楽番組。 第1回が妻夫木聡と満島ひかり、第2回が園子温と二階堂ふみ。 妻ぶっき~が『Creep』(Radiohead)を挙げたのはうれしかったし、ふみちゃんが「あの若さで」プレスリーを挙げたのは意外。...
View Article牧野さん、こりゃ大変だ + 5月コラムの目次
歯医者に通院している。 「外科的、なるもの」以外で診察を受けるのは、大袈裟ではなく15年ぶりである。 その15年前もまた、歯医者なのだった。 要は内科的な苦しみを知らぬ、健康馬鹿であると。 ほんとうは小まめに行くべきだったのだろうが、「自分の歯のほとんどは、プラスチックだから」とそのまんまにしておいた。...
View Articleみつえいくん
買い換えたパソコンの調子が(当たり前だが)頗るよくて、原稿書きもはかどっている。 仕上げる速度そのものは、変わっていないはずだが。 ヒトサマに読んでもらうレベルの原稿2000文字を仕上げるのに、だいたい60分を要する。 これは10年前からそうであったし、きのうもきょうも、たぶんあさっても同じくらいだろう。 まぁでも、快適さでいったら先月と今月とでは「おおいに」ちがう。...
View Article4台のバディ
現在、3台のチャリを用途や気分によって使い分けている。 最も気に入りで高価なチャリはロードバイクで、これは室内置き。 晴天の日の長距離移動に用いる。 駐車場置きが2台。 ひとつはママチャリで、これは米やビールのケースを購入する際に用いる。 もうひとつは、室内置きのに比べれば「そーとー」安価なロードバイクで、近距離または雨の日用。...
View Article不公平だが人間だもの
「―映画俳優組合には60000人の俳優が所属しており、俳優協会にも100000人ほどが所属しています。これらの俳優のほとんどに、仕事がありません。(中略)売れない俳優は脚本を書くことも、美術にかかわることも出来ません。彼らはタクシーの運転手で日銭を稼ぎながら、アクセントを練習しなければならないのです」 オスカー授賞式にて、ダスティン・ホフマンの発言より。 …………………………………………...
View Articleわたしが棄てたおんな 2016年版(前)
誰も期待していないのに、毎年展開している「自分が好きな有名女子100人」。 「やりたくてやりたくてウズウズ」している割には、70~80人あたりで「しんどく」なってくる・・・というのは、じつは去年も書いている。 それでも完成させなければいけない。 待っているひとは居ないのに、選ばれし100人のためにも? 発表しなければいけない―という勘違いだけが原動力になっている。...
View Articleわたしが棄てたおんな 2016年版(後)
きのうからのつづき、自分だけが楽しんでいる「気に入り美女100選」の後半50人から100人までのリスト。 さっそくいくぜ!! ※スポーツや政治まで含めた、有名人女子を対象とする ※※ 本年初登場の人物には、☆をつけている (51)☆火将ロシエル…コスプレイヤー(トップ画像) (52)☆浜田ブリトニー…漫画家 痩せてからキレイになった (53) 村治佳織 (54) 藤川優里…八戸市議 (55)...
View Articleキンシャサって、どこですか
~追悼、アリ~ またドン・キングが映っている。 このひとは一時期の日本映画界でいう、「出たがり」奥山和由なのか・・・と皮肉をいいたくもなるが、マッチメイカーとしての才能は認めねばなるまい。 自分がキングの存在を知ったのは、同世代であれば皆がそうであろう、マイク・タイソンが出現した時期と重なる。 タイソンのそばには、決まってキングが立っていた。...
View Article俳優別10傑 海外「た行」篇(2)
~トム・ハンクスのキャリア10傑~ コミカルな持ち味で人気沸騰、しかしシリアスをやってみたら意外と評判がよく、いつの間にかシリアスが本流となってしまった・・・という点で、トム・ハンクスを日本で強引に例えると片岡鶴太郎になるのかもしれない。 好きだったんだけどな、鶴ちゃんのフェラチオギャグ笑 まぁいいや。...
View Articleにっぽん男優列伝(328)三船敏郎
20年4月1日生まれ・97年12月24日死去、享年77歳。 中国・山東省青島市生まれ。 公式サイト あくまでも私見ですが、日本映画の黄金期、演技力とはちがうところで勝負し、結果的にそれで一時代を築いた俳優がふたり存在しました。 石原裕次郎と、三船敏郎(みふね・としろう)。 というわけで、いよいよ三船の登場です。 (黒澤・三船に関しては、敢えて敬称略で)...
View Articleふきかえる
自分の世代までの映画ファン、、、ではないな、おそらく30代以上の映画ファンにとっては、外国映画を字幕スーパーで鑑賞することが正道であり、日本語吹き替えは邪道でしかなかった。 日本語吹き替えで映画に触れるのは「ある程度の覚悟」が必要であり、 たとえばその作品が2度目の鑑賞であるとか、テレビ放映のために「仕方がないこと」であるとか、なんらかのイイワケを用意したりするものであった。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(176)
分相応ということばを知らなかったと思われる、真正の気狂いに刺された冨田真由ちゃんが危篤状態を脱し、意識を回復したようで、ほんとうにえがった。 男が「彼女と結婚したかった」と告白したようなので、敢えて「真正の気狂い」と表現しておく。 やっぱりね、10代のうちにとことん傷ついて恥かいて「自分は、こんな感じ」であると叩き込んでおいたほうが本人のためなんだよ。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(177)
有名人と一般人との関わり合いを考察する際に、とっても参考になる映画がひとつ。 スコセッシ×デ・ニーロによる、『キング・オブ・コメディ』(82)。 デ・ニーロ扮するルバートはコメディアン志望の男で、自分には才能はある、ないのは「きっかけ」だけだと考えている。 彼は、そのきっかけを「強引に作ろう」とし、人気コメディアンのジェリー・ラングフォードに「つきまとい」始める。...
View Articleお硬いのがお好き
「ゆっるゆる」の生涯だった。 42年間の人生で、硬いウンチを放出したことは数える程度しかない。 いつしか・・・というか、それこそ物心つくガキのころから、 水気を多分に含んでいるものこそが正常であり、少しでも硬いと異常だと認識するようになった。 で、なぜ硬かったんだろうと食べたものを思い出してみる。 すると決まって、外食あるいは出前であったことに気づく。...
View Article