すべてはNになる
自分の好きな芸人・有吉弘行が、「もうちょっと歳を取ってから広めてほしかった。広まるの、早過ぎるよ」と残念がったエピソードがある。 太田プロの後輩、アルコ&ピースの平子(写真左)が楽屋泥棒の被害に遭った。 盗られた財布には、4万円。 妻と子どもをディズニーランドに連れていくための金だった。 テンションの「おそろしく」低い状態で、有吉ラジオ『SUNDAY NIGHT...
View Article150回は劇場に行きそうだ + 01月コラムの目次
きょうから公開の『スリー・ビルボード』が、エッジの入りまくった、キレッキレの素晴らしい作品で、 試写で観たにも関わらず、きょうから1ヶ月以内に、あと5回は観に行くと決めているくらい気に入っている。 まもなく公開の『リバーズ・エッジ』も『羊の木』も、『シェイプ・オブ・ウォーター』も評判が頗るよいし、今年もたぶん、映画界は豊作だ。 試写抜きに数えても、年間で100回は劇場に行っている。...
View Articleげ、解せねぇ。。。
名匠、、、というより奇人ウディ・アレン(トップ画像)が窮地に立たされている。 82歳、小規模ながら「ほぼ毎年」新作を発表する、表現欲旺盛な映画監督。 しかしこの才人の最新作に、多くのハリウッド俳優が「出たからず」、企画が前進しないのだそうだ。 発端は、養女への性的虐待疑惑。 あぁヘンタイっぽいもんね、と映画小僧「としても」思ってしまう。...
View ArticleWhite hair
白髪が目立つようになってきた。 少し早いといえばそうかもしれない、でもまぁ年相応なのかな。 寺島進(トップ画像)くらい「白髪メイン」であれば格好いいとは思うが、ちょこちょこ生えている程度なので、とってもみっともない。 だから坊主に刈り上げていくサイクルが少し早くなった。 これまでだって10日間ごとに刈り上げていったので充分に早い、それが7日間ごとに。...
View Article経験は、ヒトナミくらいです。
毎年、誕生日には自分が経験した女子とのエピソードをブログに綴る―と決めて15年は経つのかな、 気分は『トゥルー・ロマンス』(93・トップ画像)のクラレンスだが、モテる男ではないので、さすがにネタが尽きかけている。 というわけで今宵は再録でいきたい。 過去ブログを自分でまとめ読みしてみて、文章力はともかく、内容がぜんぜん変わらないことに驚く。...
View Article映画監督別10傑(5)マーティン・スコセッシ
~マーティン・スコセッシのキャリア10傑~ 自分には、映画の神が沢山居るので多神教ということになるのだと思う。 神に順列をつけるのは恐れ多いのかもしれないけれど・・・ その頂点に位置するのが、スコセッシ。 現在75歳、なぜこれほどまでに信奉しているのかというと、不完全な人間だから。 神なのに、不完全? そうだよ、誰が神は完璧だって決めた? 喘息に苦しんだ幼少期。...
View Article早引き王
師匠から、誕生日プレゼントに『広辞苑第7版』をいただく。 箔をつけるため? 買おうか迷っていたので、グッドタイミング。 しかし分かってはいたが、分厚いな。 しばらく「めくり」を繰り返して、自分の手に馴染ませる必要があるかもしれない。 そうしないと、早く引けない気がする。 辞書の早引き―かつて、自分が得意としていた芸当? である。 コツなんてなかった。 早く引こうとする意識だってない。...
View Articleにっぽん女優列伝(44)岩下志麻
41年1月3日生まれ・77歳。 東京出身。 公式プロフィール 「松竹は女優王国で、男優さんより女優さんという感じで居心地は最高でした」 こういう話を「いま」聞くと、すごくホッとします。 ハリウッドの「Me too(私も)」問題は現在進行形ですからね、日本も・・・と想像してしまいますもの。 (ぜんぜんなかった、、、とは思いませんが) 上の発言をした、岩下志麻(いわした・しま)さんは・・・...
View Articleにっぽん女優列伝(45)上戸彩
85年9月14日生まれ・32歳。 東京出身。 公式プロフィール トップ画像を見ると、さすがにかわいいな・・・と思うのですけど、ひとりの男子としていうと、上戸彩(うえと・あや)さんで疼くことがないのですね。 でも周囲では好きなひとが多く、「え、なんとも思わないの!?」と驚かれます。 もちろん嫌いとか苦手というわけではありませんが。 たとえば隣人だとすれば、挨拶されただけで惚れてしまうかもしれません。...
View Articleにっぽん女優列伝(46)上野樹里
86年5月25日生まれ・31歳。 兵庫出身。 公式プロフィール あともう少しスパイスを加えてしまうと、マニア「にしか」響かなくなってしまう。 その、ぎりぎりのエキセントリックさで勝負しているのが、上野樹里(うえの・じゅり)さんだと思います。 女優さんとして好きです。 映画小僧的な観点でいえば、それこそ「あともう少しスパイスを!」となるのですが、そうすると一般受けは見こめません。...
View Articlesube-sube
寒さのつづく今冬だけど、例年より乾燥肌がひどくない。 ザーメン野郎が保湿を気にかけたって1ミクロンも世のためにはならんが、ガッサガサになった「わが、かかと」に触れるたび「どうにかならんのか…」と思っていたのも事実。 ハニー愛用の保湿クリーム効果だと思う、勝手に使って怒られたけれども。。。 しかし。 似合わないことばだと自覚しているので、記すだけで恥ずかしいが・・・...
View Article隣人
「―ウチのが、迷惑かけてないですか。大丈夫ですか」 「…えっ、はい、大丈夫です」 「牧野さんには、いろいろお世話になっていると聞いてます」 「…えっ、いや、そんな」 「これからも、仲良くしてやってください。よろしくお願いします」 「はい、こちらこそ」 あぁびっくりした。 妙な表現になるが・・・隣人を見たことがない。 隣人が「存在している」ことは知っている。 けれども、いちども会ったことがない。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(237)
くれー「まー」→「まー」ち(マーチ) 3月のmarchじゃなくて、行進のほうのmarch。 といっても、同じつづりなんだけれども。。。 行進とは、「多くの人が隊列を組んで進むこと」。 すぐに浮かぶのは、軍隊とか運動会とか。 肥満児だったからね、運動会そのものは好きじゃなかった。 楽しかったのは昼飯時くらいだったので、行進しなきゃいけないのも「なんで?」と思っていた。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(238)
まー「ち」→「ち」しぶき かつてゴア映画(Gore Movie)と称され「低俗の極み」とバカにされていたスプラッター映画(Splatter Movie)が「その他のジャンル映画」と同じように扱われるようになったのは、80年代に「それ系」が量産され若者の支持を得てからでしょう。 「それ系」の一大特徴が、血しぶき(splash)の描写。...
View Article無題のままでは進めません
「なんだっけ、タイトル」 「オレの熱い、なんとかを拭け?」 「なにそれAV?」 ~『桐島、部活やめるってよ』(2012)より、映画部の創った作品『君よ拭け僕の熱い涙を』のタイトルを小馬鹿にする女子生徒たちの会話~ ………………………………………… 寺山修司の時代であれば、とてもエッジの効いたタイトルだったのだけれどもね。 しかしながら現在。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(254)
自分の声は「やや高音」なので、女性歌手の曲とかをカラオケで歌うと上手い! といわれることが多々ある。 女性歌手に限定した話ではないか、 さすがに『大都会』は無理だが、 クリープハイプやゲスの極み乙女。なんかが得意ということ。 後者は好き好んで選曲はしないが、クリープハイプは好きなのでときどき歌う。 (といっても、進んでカラオケ行くようなヤツじゃないけれど) 5年くらい前だったか―。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(255)
地顔がニコニコ(悪くいえば、ヘラヘラ)しているので、接客業に向いている―というのは「よくいわれる」し、そうした自覚もある。 実際に飲食店でアルバイトしたことが何度かあり、自分でいうのもアレだけど、お客さんにたいへん好評? だった。 (だって、お客様ハガキでお褒めのことばをいただいたんだもん! そうなんだもん!!)...
View Article手でピストル真似て、涙をのむ。
Aが主人公。 Bがヒロイン。 Cが悪役。 Dが聞き役。 CがBを侮辱する。 AがCを殺す。 Aが笑う。 Bが泣く。 それらの出来事を、Dが取材していく。 ものすごく大雑把にいうと、いま書いているシナリオは、そんな内容。 殺人が描かれるといっても舞台は日本、主人公たちは市井の民なので、銃は使用せず武器は鈍器。 ただ警察による捜査の段階で、銃器が「ほんのちょっと」だけ登場する。...
View Article日課にそって生きてます
20時、起床。 スマホの目覚ましはPerfume、 タブレットの目覚ましは、映画『タクシードライバー』(76)のテーマ曲。 ブラックコーヒーを淹れて、煙草2本を吸う。 朝刊・夕刊を、鼻くそほじりながらベッドの上で読む。 パソコンのメールチェック。 と同時に、音楽流しながら洗濯物を取りこむ。 コーヒー2杯飲みながら、ネットサーフィン。 22時、飯を喰う。 時間的に晩飯だが、個人的には朝飯。...
View Article映画監督別10傑(6)スタンリー・キューブリック
~スタンリー・キューブリックのキャリア10傑~ 映画ファンになるための「正しい道」なんてないけれど、必ずどこかで待ち受けている「壁のひとつ」といっていいのが、キューブリックの映画だと思う。 ちょっと語弊があるかもしれないが、ここをクリアしないと、タルコフスキーやベルイマンに辿り着けない気がするし。 つまりですね、難解だという評は(ある意味では)正しいが、じつは消化し易いひとですよと。...
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