にっぽん男優列伝(214)舘ひろし
50年3月31日生まれ・現在63歳。 名古屋出身。 公式プロフィール 何遍も書いていることですが、18〜20歳までの2年間、調布市で新聞奨学生をやっていました。 担当区域は調布駅南口周辺、そこに石原プロモーションがあったんです。 朝刊はポストに突っ込むだけですが、夕刊は3Fの事務所まで届けていました。 そこで見た、石原プロのメンバーたち。 神田正輝、 峰竜太、...
View Articleにっぽん男優列伝(215)辰巳琢郎
58年8月6日生まれ・現在55歳。 大阪出身。 公式ブログ 「たくみ・たつろう」と呼ばれたり、「たく」の「琢」を「豚」と表記され「ぶたろう」さんになったりと、特徴的な名前であるがゆえに「微妙に」間違われることの多い、あるいはネタとして「敢えて」そういわれることの多い辰巳琢郎(たつみ・たくろう)さんですが、 俳優さんというより京大文学部卒のエリート、ワイン通のタレントさん、、、という印象が強いです。...
View Article貸しと、借り
基本的に「なんでも書いちゃう」自分だが、先月の交通事故は相手が居るということもあり、 事故った、 自分は被害者のほう、 怪我をした、 保険を通さず示談に、 いま、怪我治りかけ・・・ ということくらいしか「ウェブ上では」明かしていなかった。 実際に日常で顔をあわせるひとには「なにも、そこまで・・・」というくらいに、ベラベラベラベラ喋っていたわけで。 そのひとつが、示談金。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(63)
ついんてー「る」→「る」ーしーりゅー(ルーシー・リュー) 10代だったころの奥菜恵が主演ドラマで 「あたし、17歳に見える?」 といったのと同じように、ルーシー・リューはQTことクエンティン・タランティーノに、 「あたし、女子に見える?」 と、問うたことがあるそうで。 『キル・ビル...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(64)
るーしー「りゅー」→「ゆーつー」(U2) (日本以外で)好きな国は、アイルランドとブラジル。 前者の理由は後述するとして、ブラジルが好きなのは格闘技大国だから。 ちなみに次にくるのはロシアかな。ロシアというよりプーチンが好きなんだが。あの冷酷な感じとか。 好きな洋楽アーティストを順に挙げると・・・...
View Article爺からの手紙
送った相手に「泣いた」といわれた手紙を3度ほど書いたことがある。 似非とはいえモノカキを名乗っているものとして気持ちのいい返しであったが、 「ようし、もういちど泣かせようじゃないか」 と張り切って書くと、いい結果を得られない、、、ということを理解した。 泣かせよう笑わせよう怒らせようとして、そういう反応を100%起こせるひとのことを「真のプロ」というのかもしれない。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(63)
去年の11月、2つ上の友人の結婚式に出席した。 ふたりの出会いはナンパだという。 しかも、いわゆる逆ナン―新婦のほうが新郎に声をかけて付き合い始めた。 馴れ初めのVTRでも、それを隠さずに紹介していた。 ナンパでゴールインまで到達するというのは、なかなかに少ないケースなんじゃないだろうか。 自分のまわりの家庭持ち、その馴れ初めを思い出してみる―。 職場で出会った。 ネットで知り合った。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(64)
自分が単独でナンパをし、生まれて初めて成功させた話。 2000年の秋だったと記憶する・・・から、いまから13年くらい前、自分が20代の後半だったころの出来事である。 場所は渋谷の映画館、シネマライズだった。 目当ての映画は『ヴァージン・スーサイズ』(99)、コッポラの愛娘ソフィアが初めて映画監督に挑戦した作品で、日本でもスマッシュ・ヒットを記録している。...
View Articleあ・お・る
骨はもう「なんともない」ので、長距離の自転車移動を再開させた。 当然、安全運転を心がけている。 というか、事故前もそうだったし。 模範チャリダーと自称出来るほど、マナーしっかりしているし。 そもそも事故の原因は「速度」とは無関係だったし。 まあいいや。 だから後続チャリダーに煽られても先を譲り、競うことはしない。 【煽る】 (1)うちわなどで風を起こす。また、風が火の勢いを強める。...
View Article怒れる牡牛の物語
第17部「フランシス・フォード・コッポラの物語」〜第4章〜 前回のあらすじ 「映画を撮る喜びはどこにある?」 「喜びはどこかって? 美しいメディアだし、そこで働けることは特権であり、学ぶことがたくさんある。喜びは、ごくたまに、自分がいいと思えること、美しいと思うことが達成できた時だね」(インタビューに答えるコッポラ)...
View Article白菜と大根はかわいそう
おでんの具でいちばん好きなのは大根、 味噌汁の大根も好き、 大根おろしがないと秋刀魚を食べても「なんとなく」物足りないし、 好きな野菜として(上位に)挙げることはしないけれど、食す行為において大根はかなり重要な食材のはず。 はずなのに、ことばとしては「大根役者」とか「大根足」とか散々な使われかたをしている。 (白いから「素人」を意味するとか)大根役者の語源にはいろんな説があるが、...
View Article「あたしらだって、傷つくことあるもん」
「―怖いこととかは、ない?」 「・・・慣れるまでは、自宅は怖かった」 「あぁ、ホテルじゃなくて、お客さんの自宅ということね」 「うん」 「自分のような客だ」 「(笑う)うん」 「でも大抵のお客さんが恋人気分を味わうために呼んでいるから、想像以上に優しくしてくれる」 「そういうものだと思うよ、むしろホテル利用の客のほうが即物的というか、パパパッと済ませて冷たい感じとかじゃない?」 「そうかも」...
View Articleにっぽん男優列伝(216)田中邦衛
32年11月23日生まれ・現在81歳。 岐阜出身。 自分は三船敏郎と志村喬、それから窪塚くんのモノマネ(声)が出来るのですが、なぜ試してみたのかというと、 好きというよりは、どうせやるなら、ほかのひとがやっていないモノマネを―と思った結果、その3人になったと。 で、やってみたら出来るじゃないかと。 三船はジョン・ベルーシがやってますけど。...
View Articleにっぽん男優列伝(217)田中要次
63年8月8日生まれ・現在50歳。 長野出身。 公式ブログ 浸透しているようで浸透していない業界用語に「ボバる」があります。 台詞を噛む、誤った動作などをするNGを指しており、なぜ浸透し難いかというと「NG」や「噛む」が、あまりにも強いからでしょう。 「ボバる」は、田中要次(たなか・ようじ)さんの別名BoBAから生まれたことば。...
View Article酒は薬か、あるいはクスリか
最近、代打の取材に指名されることが多く、そのほとんどを断らずに受けている。 分かるだろうけど、 野球の代打選手を取材するという意味ではなく、仕事に穴を開けた同業の代わりをしている、、、という意味ね。 苦手な経済、ガーデニング、食についての取材さえ断らない。 ほとんど意地で受けている。 理由はふたつ、 自分も1ヶ月前に怪我をしていくつかの仕事に穴を開けたから。...
View Article三久嬢と考える? オスカー予想第一弾
約1ヵ月後に、米オスカー賞が開催される。 映画小僧として20年以上も受賞予想を展開し続けているのに、全部門をいい当てたことがない。 そりゃそうだろう、、、とも思うが、今年も懲りずに全部門「あたり!!」を目標に受賞予想をやってみたい。 自分が(ノミニー作品を)観ているかどうかは、じつはあんまり関係ないのだよね。 作品の「出来不出来」ではなく、同業者による「好感度」が最優先されるのだから。...
View Article15人の監督たち(前)
某日―。 映画小僧の同志たちが完治祝いを開いてくれたのだが、そこで「ブログの偏愛的な映画ランキングが面白い。でも映画監督別のランキングって、やってないよね?」といわれた、、、ので、早速やってみようと思う。 題して「15人の監督たち」。 きょうから3日間をかけて、自分が信奉する映画監督15人の「それぞれのベストテン」を展開してみたい。...
View Article15人の監督たち(中)
自分が信奉する15人の映画監督「それぞれのベストテン」、その(中)。 監督作が10本に満たないための「例外」はあるけれど、基本的には「強引にでも」10本を選出している。 そう、監督によっては7〜8位以降は「好きじゃない」「評価していない」ものもあるし、 その逆に、10位まで甲乙つけ難いものもある。 まぁそこいらへんは、細かいこといいっこなし、、、ということで。...
View Article15人の監督たち(後)
自分が信奉する15人の映画監督「それぞれのベストテン」、その(後)。 最後のひとりに、敢えて「信奉しているとはいえない」監督を取り上げてみた。 「しているとはいえない」といっちゃうと身も蓋もないのだが、映画小僧を自称するようになってから「つい最近」まで、このひとのことを大嫌い、、、だったのだけれども、...
View Article40歳で小僧を名乗っていいのか + 1月コラムの目次
あと4日で40歳になっちまう。 えらいこった。 有名人でいうとイチローは同級生。 えらいこった。 80歳までは生きている気がしないので、すでに折り返し地点は過ぎているだろうし。 えらいこった。 いや、ほんとうのことをいえば焦りもないし、ぜんぜんえらいこったとは思っていない。 ただ、人生の先輩が口癖のようにいう「ときが経つのは早い」というのはほんとうなのだなぁ、、、という実感と、...
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