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Channel: Cape Fear、in JAPAN
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炭と美白

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先日―。
とあるビルの階段を上っていたら、まったく面識のない男性(30代くらい)が近づいてきて、

「腕、ずいぶん焼けてますなぁ!」

と、話しかけられた。

「(作り笑い)えぇ、まぁ」
「自転車ですか? 自転車でしょう、グローブ着用しているから、手だけ白いもん」
「そのとおりです」
「この時期で、すでにこの色って! 夏には炭になっちゃうんじゃないですか、あはは!!」

と笑いながら、ものすごい勢いで階段を下っていった。

その馴れ馴れしさ、「圧」の強さといったら、千原兄弟のお兄ちゃんのようだった。




いつもは自分が相手を圧倒するほうだから、圧倒される側になるのは新鮮で面白かったし、それに、いっていることだって正しい。

自分も、8月には炭肌になっているような気がする。


肌の、炭化―うん、元がキッタネー男なんだから、それもいいと思う。


ここからは、趣味の話。
男の肌は炭のように黒く、女の肌は白ければ白いほどいい。

というわけでトップ画像は、誰だか知らんがネットで見つけた美白美人にしてみた。


理想のタイプは? と聞かれると・・・

きまって「小柄」「童顔」「美白」と答える。

それは昔っからで、
初恋相手の陽子ちゃんも、
中学時代に好きになった果代子ちゃんも真理ちゃんも、
18歳のころに大恋愛した亜希ちゃんも、
30歳のころに恋して、しかしアタックのしかたを完全にまちがえて嫌われてしまった麻子ちゃんも、
みんなみんな、美白だった。

好きな顔だったとしても、日焼けしている時点で恋することはなかったと記憶する。


だから。
歌っている聖子ちゃんが小麦色ではないじゃないか! と、この名曲にツッコむこともしないのであった―。



…………………………………………

明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(264)』

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