年末企画 脚本を学べる映画①
さぁ年末、いわゆる「サボりコラム」のスタートです(^^;) 年末は「脚本を学べる映画」、年始は「演出を学べる映画」でいってみましょう。 どれもこれも王道ですが、古典と呼ばれるものはいつの時代だって最強最良の教科書、、、ということなのです。 『生きる』(52) 監督:黒澤明 脚本:黒澤明、橋本忍、小國英雄 主演:志村喬、小田切みき、伊藤雄之助...
View Article年末企画 脚本を学べる映画②
『砂の器』(74) 監督:野村芳太郎 脚本:橋本忍、山田洋次 主演:丹波哲郎、森田健作、加藤剛 天才音楽家の「どうしても消したい」過去とは―? 清張文学としては「弱い」と評する向きも多い原作をもとに、脚本家・橋本忍が東西奔走、ほとんど執念で映画化したとされる大傑作。 なんといっても演奏会と、主人公の過去が明かされていくクライマックスでしょう。...
View Article年末企画 脚本を学べる映画③
『クライング・ゲーム』(92) 監督・脚本:ニール・ジョーダン 主演:スティーブン・レイ、フォレスト・ウィテカー、ミランダ・リチャードソン こころ優しきテロリスト(ファーガス)と、彼らに誘拐された黒人兵士(ジョディ)の奇妙な友情を描く前半と。 ジョディの遺言を聞き入れ、彼の恋人(ディル)に会いに行くファーガスを描く後半と。...
View Article年末企画 脚本を学べる映画④
『ユージュアル・サスペクツ』(95) 監督:ブライアン・シンガー 脚本:クリストファー・マッカリー 主演:ガブリエル・バーン、スティーヴン・ボールドウィン、ケヴィン・スペイシー カイザー・ソゼとは何者か、そしてコバヤシという弁護士はほんとうに存在するのか。 消えた大金と麻薬の行方を追う関税局捜査官クイヤンと、多数の犠牲者が出た爆破事故で「唯一、無傷で」生き残った身障者ヴァーバル・キントの対決。...
View Article年末企画 脚本を学べる映画⑤
『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2021) 監督・脚本:エメラルド・フェネル 主演:キャリー・マリガン 年末企画、最終回です。 レイプ事件を苦に自死してしまった友人のことが忘れられず、大学を中退しヒトリミをつづけるキャシーの「世直し計画」とは―。...
View Article「早ゆで」に「倍巻き」、これが進化というものか^^
そこまで自炊するタイプではないけれど・・・ 何年前からですかね、パスタの「早ゆで」タイプって登場したじゃないですか。 通常の7~10分が、半分くらいの3~5分で済ませられるや~つ。 麺に切れ目を入れることでそれを可能にした―っていうアイデアすげーな!天才!と思うわけですが、前述のとおり「そこまで自炊するタイプじゃない」からこそ、たいへんありがたく感じるのかなっていう。...
View Articleさいたま、前乗りです^^
本日の午前中には、あす大晦日に開催されるMMA興行『RIZIN.45』を会場観戦するため、さいたま副都心駅まで出発します。 以下が、「こうあるべきだろう…」という勝敗予想。 メインの堀口くんは同郷だから大好きだし応援しているし勝ってもほしい、、、のだけれど、格闘技の未来を考えるとね、後輩の神龍くんが勝つべきなのですよ。 堀口くん負けるの、つらいけどさ・・・。 というわけで、きょうはこれだけです。...
View Article来世で会おうぜ
いつもうるさめ?なブログに付き合っていただき、読者のみなさん感謝感謝です。 よいお年をお迎えくださいね^^ こっちは新年をさいたまで迎え、早朝に帰還する予定でございます。 ………………………………………… 明日のコラムは・・・ 『今年もうるさい奴にお付き合いくださいませ^^ + 12月コラムの目次』
View Article今年もうるさい奴にお付き合いくださいませ^^ + 12月コラムの目次
謹賀新年^^ 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 あと1ヵ月程度で、いよいよ50歳になります。 が、 なります。が、 中身は中2くらいで止まっていますので、相変わらずの感じで怒涛の連日更新を展開していく所存でございます!! ………………………………………… 【今月のスケジュール】 ★本日・・・今年もうるさい奴にお付き合いくださいませ^^ + 12月コラムの目次...
View Articleこれだけはおさえたい!! 24年に観るべき映画リスト
本年最初のコラムは、映画小僧を自称しているのだからコレで決まりでしょう。 2024年の「現時点で」日本で公開・配信されることが「ほぼ決定」している新作映画「10」本、いま流行りの「4Kリマスター再公開」映画を「2」本、そして、ひょっとしたら来年になるかもしれないけれど、個人的に最も期待している映画を「1」本、紹介します。 再公開を除いては、当然のように自分も未見。...
View Article爆発はあったのか~年末格闘技総ざらい~
新春2発目のコラムは、年末格闘技の総括でいきます。 ①12月23日・土曜日…ムエタイ、吉成名高VSシューサップ・トー・イッティポーン(ラジャダムナンSフライ級暫定王座決定戦) 2R、吉成のKO勝利。 これにより、外国人初のラジャダムナンスタジアム3階級制覇を達成。 すんごいことなのだが・・・ 前回も言及したように、日本ではムエタイはマイナースポーツのため、マニア以外は話題にせず。 だからこそ。...
View Article年始企画 編集を学べる映画①
一に脚本、二に編集、三は…演技かなぁ、自分が考える映画表現の重要度は。 というわけで、年始企画は四夜にわたって「編集を学べる映画」を取り上げてみましょう。 『アマデウス』(84) 語り手サリエリの少年期と、その好敵手モーツァルトの少年期が交互に映し出される前半の場面で、 サリエリは友人たちとの遊びで「目隠し」をしていて、 モーツァルトは父親の教育で「目隠し」をしてピアノを弾いている。...
View Article年始企画 編集を学べる映画②
『地獄の黙示録』(79) 新作、『メガロポリス』を「鋭意」編集中であろうコッポラ。 『ゴッドファーザー』(72)の粛清場面における編集技術も素晴らしいのだけれど、ひとつ挙げるとするならば、やっぱりこれか。 カーツ暗殺を企むウィラードの行動と、部族の儀式を交互に映し出すことにより、カーツの死にざまがはっきり描かれなくとも「なにが起こっているのか」分かる編集。...
View Article年始企画 編集を学べる映画③
『JFK』(91) 90年代に発表されたオリバー・ストーンの映画は、どれもこれも編集が鬼のように凝っている。 一般的な「映画編集の巧さ」を超えて、なんかもう、呆れるというか。「やりすぎ、一歩手前。」というか。...
View Article年始企画 編集を学べる映画④
『ボウリング・フォー・コロンバイン』(2002) きのう取り上げた『JFK』(91)は「事実をもとにした実録風」フィクションだが、きょうの作品は純粋なるドキュメンタリー映画。 ただキャメラを拡声器と捉えているマイケル・ムーアが監督しているので、自己主張が過ぎるくらいうるさい。 そのうるささは演出だけでなく編集にも表れており、そんな個性が最も活かされた作品といっていいんじゃないか。...
View Article日常、日常を。。。
やっぱり、世界は止まってくれはしない。 でもでも、年明け初っ端から飛ばし過ぎじゃないかい?? 努めて日常を、日常を!と思ってはいても、どこかで後ろ暗さも感じてしまう。...
View Article日本女優別10傑(92)松岡茉優
~松岡茉優のキャリア10傑~ 伊藤沙莉29歳、二階堂ふみ29歳、そして茉優さん28歳。 映画を主軸に置く同世代の3人、彼女らのキャリアを眺めると、あぁ日本映画は大丈夫だな!と安心出来ます。 というわけで、通常連載の一発目は茉優さんのキラキラ輝くキャリアを展開していきます^^ (1)『勝手にふるえてろ』(2017) 原作は綿矢りさ、監督は大九明子。...
View Article日本女優別10傑(93)松坂慶子
~松坂慶子のキャリア10傑~ 松坂慶子さん71歳、 映画の代表作もいくつかありますが、俳優としてよりもまず『愛の水中花』なのだなぁ!! 名曲よねぇ、ドラマ(79、TBS)は観てないのだけれど。。。 大映専属俳優として本格デビューを果たしたのが18歳、 ※こちらのグラビアは、もう少し経ってからですね...
View Articleケーキ・鶏肉・鍋・肉肉肉、、、だったから(^^;)
ココ2~3日は、朝晩とも「卵かけご飯」+たくあん+味噌汁だけで済ませている。 酒も、ビールでいえば500ml缶をひとつだけ。 というのも。 去年のクリスマスから年始にかけて、超高カロリーな食事がつづいたのでね。 この時期はハニーは大忙しなので、食卓にはつくものの、それはほんの一瞬。 つまり、98%は自分ひとりで平らげているわけで。 べつに太ったわけじゃあない。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(486)
とっとちゃんね「る」→「る」ーにまーら じつは「ら行」が最も回ってくる頻度が高く、いよいよ候補が少なくなってきて「どうしよう…」と思うことも増えてきたのですが、今年もしりとりを展開していきます。 ホアキン・フェニックスのパートナーとしても知られるルーニ・マーラさんは、同業者の姉ケイトの影響を受けて芸能界デビューを飾りました。...
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