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Channel: Cape Fear、in JAPAN
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光と影の世界、ここで死にたい その弐

<14年度総括、第12弾> 前日のつづき、本年度の映画ベスト20の発表。 では、いくぜ!! ※13年12月~14年11月に日本で劇場公開された映画を対象とする 第10位『それでも夜は明ける』 自由を謳歌していた黒人の音楽家が、ある日突然「奴隷」となる―オスカー作品賞に輝いたこの作品は、観客にその「過酷さ」「不条理さ」を追体験させるように演出された「ある種の」シチュエーション・ムービーである。...

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光と影の世界、ここで死にたい その参

<14年度総括、第12弾> 映画の総括、第三夜目。 きょうは、いくつかの項目に分けて、本年度の映画界を振り返ってみたい。 (1)新宿ミラノ座の閉館 今月末、ミラノ座の全スクリーンが幕を閉じる。 (頑張れば)1000人を収容出来る映画館も、これで「ほぼゼロ」となった。...

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流浪の「ネット」民

まずは、動画から。 映画ファンのあいだでは「いまそこ」と略されることの多い米映画、『今そこにある危機』(94)で最も感心したシーン。 この映画ほど、「小道具としてのパソコン」を上手に扱った作品はない―そう思うから。 ※簡単にいえば・・・パソコンを用い、主人公と敵が情報を取り合っている そういえば自分、基本はアナログ人間だったんだ―と、ときどき自嘲する。...

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怒れる牡牛の物語:最終回

第19部「コーエン兄弟の物語」~第5章~ マーティン・スコセッシ、 デヴィッド・リンチ、 ブライアン・デ・パルマ、 スタンリー・キューブリック、 黒澤明、 ディレクターズ・カンパニー、 スティーブン・スピルバーグ、 大島渚、 チャールズ・チャップリン、 塚本晋也、 オリバー・ストーン、 クエンティン・タランティーノ、 北野武、 今村昌平、 原一男、 デヴィッド・ クローネンバーグ、...

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柄じゃあない

ちょいと時間が出来たので、年末の大掃除とやらをやってみた。 早過ぎる? そうかもしれんが、何度もいうように先走り野郎だからね。 ただ、付け加えておくと。 こんな顔してキレイ好きなんだよ、雑巾がけしないと眠りにつけないくらいだから、いわゆるゴミ屋敷ではない。 照明カバー、カーテンレールの上など、ふだんは省略しているところの磨きを中心にやっても、2日もかければピッカピカなのだった。...

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にっぽん男優列伝(255)仲代達矢

32年12月13日生まれ、まもなく誕生日を迎える81歳。 東京出身。 公式プロフィール 三船と宮口精二、三橋達也と山崎努、そして仲代達矢(なかだい・たつや)。 自分の好きな日本の映画俳優ベスト5ですが、いやぁ我ながらお前は何歳なのか!? って思います苦笑 存命の俳優は2人だけですし、若手がひとりも居ません。 これが女優となれば異性への関心? も加わりますから、ぴちぴちギャルばかりになるのですけど。...

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にっぽん男優列伝(256)長塚京三

45年7月6日生まれ、69歳。 東京出身。 長塚京三(ながつか・きょうぞう)さんのジュニア、劇作家の長塚圭史には2度ほど会ったことがあります。 年齢がひとつしか違わないので、最初から友達のように話せました。 2度目に会ったのが2009年の・・・たしか9月だったかと。 その翌月、女優の常盤貴子と結婚。 えー!?...

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Are you nuts?

いちども観たことはないのだけれど、ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレ朝)で米倉涼子がいう 「あたし、失敗しないので」 は、格好いい。 いってみたいと思わせた時点で創り手の勝利であり、これ考えたのは脚本を担当した中園ミホかな? 名言や至言などで格好いいと感じたものは、いくらでも挙げることが出来る。...

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シネマしりとり「薀蓄篇」(99)

りんじーろー「はん」→「はん」ばーがー(ハンバーガー) ハンバーガーが好きだ。 好きな食い物のベスト5に入っているほど好き。 順位は・・・ (1)鶏の唐揚げ(家庭風) (2)ケンタッキーのフライドチキン (3)焼肉 (4)ハンバーガー (5)カレーライス ・・・となる。 まぁ、お子ちゃまなんだね。40歳のクセして。 外食といえば、自分のなかでは松屋かマックだ。 どうせ自分はその程度の男ですよ。...

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シネマしりとり「薀蓄篇」(100)

はんばー「がー」→「がー」たーべると(ガーターベルト) きのうの書き出しと「ほぼ同じ」で恐縮だが・・・ ガーターベルトが大好きなのである。 でもこれって日本で拡大解釈―ではないな、その逆の縮小解釈されたものであり、本来の「garter」は「靴下止め」全般を指すそうだ。 女子用とはかぎらない。...

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コーヒーブレイク

取材で外出することはあるけれど、仕事場は基本、自宅だ。 家にこもって年がら年中シコシコシコシコやっている。 書くべき原稿が溜まっているときは、起きているあいだの9割をパソコンの前で過ごすことも。 もちろん苦ではない。 文章を作ることが好きだから。 睡魔で邪魔されることがなければ、100時間だってキーボードを打っていたい。 ただ、ときどき疲れる。 とくに、頭と目がね。...

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初体験 リッジモント・ハイ(105)

基本、方向音痴である。 40歳なのに? 歳は無関係だよ、バカ。 チャリダーなのに? ・・・それは、たしかにそうだ。 面目ない。 だから近道や抜け道を発見するのは苦手、大抵は大きな通りを走る。 ごく稀に魔が差して? 近道を探ろうとするが、結局は道に迷う。 焦る。 汗をかく。 わなわなしてくる。 挙動不審になる。 大通りに出て、ホッとする。 柄にもないことをするものではないなぁ、、、と自嘲する。...

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初体験 リッジモント・ハイ(106)

「葛藤」=「迷い」の映画ということで、もうひとつ。 というか、この映画こそ「迷い」の王者なのではないか。 黒澤の(自分のなかでの)最高傑作、『天国と地獄』(63)。 製靴会社・常務、権藤さんのお抱え運転手の子どもが誘拐される。 身代金は3000万円。 金はある。 株主総会で、会社の実権を握るために用意していた5000万円が。 しかしこの金を使えば、ビジネス上では権藤さんは失脚する。...

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尾行のマニュアル

自分が私服の保安員をやっていたのは何度も書いているが、たとえば呑み会や合コンでいちばんウケるのは、そのときのエピソードだったりする。 映画の話は「詳し過ぎるから」と、映画小僧ではないかぎり敬遠される傾向にあり、 また、エロ話は「クド過ぎるから」と、一部から疎まれる。...

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無冠の帝王

本ブログは「ほぼ」年中無休状態で更新をつづけている。 1年で365本、そのうちの200本くらいで「10傑」シリーズを展開、まぁランキング好きということで。 あまり知られていないひとや作品を紹介し易いんだよね、だから多用していると。 自分が楽しいからやっているわけだが、概ね好評でうれしい。 けれども、なかには妙な絡みかたをしてくるひとが居るんだ。 「優劣ばかりつけて、なにが楽しいのか」...

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にっぽん男優列伝(257)長門裕之

34年1月10日生まれ、2011年5月21日死去。享年77歳。 京都出身。 弟の津川雅彦より、兄の長門裕之(ながと・ひろゆき)さんのほうが好きです。 ついでにいえば、津川雅彦夫人(朝丘雪路)より、長門裕之夫人(南田洋子)のほうが好きです。 長門さんは、イマヘイ今村昌平の映画に数多く出演しているから。 南田洋子は、『幕末太陽伝』(57)で最高に美しかったから。かなぁ。...

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にっぽん男優列伝(258)中村嘉葎雄

38年4月23日生まれ・現在76歳。 東京出身。 自分がにっかつの学生だったころ、スタジオの休憩室で中村嘉葎雄(なかむら・かつお)さんとお話ししたことがあります。 クラスメイトも沢山居たのに、なぜだか無反応。 「ミーハーみたいに声かけちゃ、まずいのかな」 「え? あのおっさん、有名なひとなの?」 「・・・」 そうか、そもそも嘉葎雄さんを知らなかったのか。...

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I’m chicken

クリスマスにケンタッキーフライドチキンを予約しているというのに、12月に入ってすでに3度もケンタを馬鹿喰いしてやんの。 ケンタ町田駅前店で消費した金、今月だけで1万円以上! まことに自分は、自他共に認めるチキン野郎なのである。 サイドメニューのビスケットなんぞには目もくれない。 ひたすらチキン、チキン、チキン!! を喰らう。 飽きないかって? 飽きないねぇ。...

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シネマしりとり「薀蓄篇」(101)

がーたーべる「と」→「と」らうま(トラウマ) 心的外傷(トラウマ)とは簡単にいえば、過去に受けた「肉体的」「精神的」な衝撃体験を引きずってしまう状態のことをいう。 トラウマと映画の第一人者といえば、やはりヒッチコックだろう。 『サイコ』(60)のノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)が「ああなって」しまったのも、家庭環境によるものだった。...

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シネマしりとり「薀蓄篇」(102)

とらう「ま」→「ま」ーだーけーすぶっく(マーダーケースブック) 『週刊マーダーケースブック』とは、世界の猟奇的殺人事件をファイル化した雑誌のこと。 95年に創刊号が発売され、96号までが発刊された。(97年に完結) 現在は絶版中でオークションや古本屋でしか手に入らないが、これらすべてを揃えた自分のことを自分で褒めてあげたいと思う。...

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