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Channel: Cape Fear、in JAPAN
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怒れる牡牛の物語

第16部「デヴィッド・クローネンバーグの物語」〜第5章〜 前回までのあらすじ 「彼(マーティン・スコセッシ)とはじめて会ったあと、インタビューでスコセッシは、わたしと会いたかったんだけど、会うのはとても怖かったと言った。『タクシードライバー』を作っておいて、それでわたしと会うのが怖かったって!...

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肉も野菜も果物も

某テレビ局の廊下で、マツコ・デラックスとすれちがう。 ほんとうは夏目三久(画像)とすれちがいたかったが、まぁいつか見かけることくらいは出来るだろう、そのときまで楽しみは取っておくこととして。 同世代なので敬称略でマツコと書くが、マツコに会ったひとのほとんどが「でかっ!」というらしい。 という話をよく聞いていたことも関係してか、自分は「想像よりはでかくなかった」と思った。...

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初体験 リッジモント・ハイ(51)

7〜8年前くらいから、、、だろうか、 新作映画のほとんど―約8割―を、試写会で触れている。 周囲も羨む役得だと解釈しているが、だからこそ批評はもちろん、単なる日常会話における感想であったとしても「金、返せ!」とはいえず、まぁそれは当然のことなのだが、しかし、慣れるまでは「―金、か・・・」と口をつくことが多かった。 料金を払う「残り2割」の映画とは、どんな作品? わが神、スコセッシの新作。...

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初体験 リッジモント・ハイ(52)

現在購読している映画の雑誌は『キネマ旬報』『映画芸術』、ときどき『映画秘宝』『cut』。 中学・高校生のころは、ガキらしく『ロードショー』『スクリーン』、あのころ創刊された『FLIX』だったか。 いまほどスクリーンが身近な存在ではなかったため、「せめて情報だけでも」と必死だったんだ。...

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いつ隣人は出来るのか

寂しい。 ・・・と書くと、たいへんキモチワリィ39歳男子に捉えられるだろうか。 いや独り暮らしが寂しいんじゃない。 もう慣れたし、やろうと思えば部屋をウロウロしたまま自慰だって出来るわけで、これほど自由な「ひとりの空間」は自分のようなキチガイには必要なのだろう。 なにが寂しいのかというと、いつになっても隣人が出来ないこと。 最上階に住んでいるから、階上にひとは居ない。 階下には住人が居る。...

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りぼん

「ほぼ坊主」のクセしてシャンプーを使っているといったら、「そこそこ長髪」なのに石鹸で頭を洗っているという年上の男から「君は、間違っている」と批判をされた。 「ずっとそうなのか?」 「ずっとそうですよ。小さいころは石鹸だったかもしれませんけれど。夏はSEABREEZE、ほかの季節は植物物語。ついでにいうと、アンダーヘアもシャンプー使います」 「信じられん、ムダなことだよ、ムダ!」...

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シネマしりとり「薀蓄篇」(51)

ど「りー」→「りー」とんぷそん(リー・トンプソン) 80年代―日米で、、、ではなく、「日本でのみ」高支持を集めたハリウッド発の女優といえば、 ジェニファー・コネリー ダイアン・レイン フィービー・ケイツ シンシア・ギブ そして、リー・トンプソンか。 映画雑誌『ロードショー』『スクリーン』では、彼女たちが読者投票で上位を競っていた。 ちなみにトップテンの下位に居たのが、 モリー・リングウォルド...

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シネマしりとり「薀蓄篇」(52)

りーとんぷ「そん」→「そん」ぐふぉーゆーえすえー(Song for U.S.A) 「タカモク」こと高杢禎彦が、いちばん好きだった。 ヒゲを生やし、ちょっと老けた感じのメンバーね。 次に童顔の鶴久政治。 チェッカーズの話。 だからタカモクの暴露本や、解散後に沢山出てきた不仲説というものに、軽く動揺なんかもした。 が、男7人だものね、最初から最後まで仲良しというほうが違和感ありあり、かもしれない。...

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ぶりっ、ぶり。

ここ数週間の出来事を、強引に、鰤、、、じゃない、「ぶり」でまとめてみる。 短めの文章だが、酔いが残っているものでね、そこはカンベンしておくれ。 某日―。 ほとんど「逃げていた」ともいえる新作シナリオを脱稿する。 約4年ぶり。 完成させたことがあまりにもうれしかったので、久し振りにシャンパンを呑んでみた。 美味いか不味いかは関係ない、気持ちの問題だろう。...

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許されざる者@町田のスーパー篇

アンナコトや、コンナコト。 自分はこんな才能、能力を有している―と、胸張っていいたいところだけれど、そのほとんどは結果がついてきていないので、なかなかいえない。 ただひとつだけ、望んだわけではないのに「有している(のかも)」という才能、能力があるようだ。 残念ながら文筆でも分泌でも格闘技でもなく、窃盗犯を見分ける能力。 まーーーーーず、勘が働く。 働き過ぎて、困るくらいに。 なに?...

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喫煙者がアスリートを名乗ってもいいですか?

いちおう格闘技をやっているので、一部友人は自分のことを「アスリート」といってくれる。 煙草吸ってるけどね! アウトドアなファッション、そこそこ質のいいチャリに乗っている―からだろう、友人とまではいかないひとからも、 「健康的だよね、運動神経とかよさそう」といわれることが多い。 煙草吸っているけどね!! で、実際、運動神経はいいのか。 いいわけはない。 悪い、ひどいってことはないだろうけれど、...

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にっぽん男優列伝(204)高松英郎

29年10月24日生まれ・2007年2月26日死去、享年77歳。 高知出身。 軍人、軍服が似合う―という日本の俳優って誰かな、この先は出てくるのかな、、、なんて、ときどき思います。 ガタイはあんまり関係ないと思うんですよね、細身の軍人さんも居ますし。 要は顔の説得力といいますか、刑事は似合っても、軍人が似合うひとって、なかなか思い浮かびません。...

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にっぽん男優列伝(205)宝田明

34年4月29日生まれ・現在79歳。 朝鮮生まれ。 公式サイト 自分が高校生のころだったか、フジテレビが深夜に『アメリカの夜』という「映画的」教養番組を放送していました。 トリュフォーによる同名映画(73)をタイトルにしたこの番組は、 映画の自主制作に青春を捧げる少年少女、 さらにいえば、俳優よりも裏方さんに興味を抱いた映画小僧たちを対象にしており、...

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黒く、塗りたかった。

マスをかくこと、モノを書くことは得意だが、 モノを描くことは・・・まぁ、苦手ということはないが、けっして得意ではない。 よくいうでしょ、鉛筆の時点では「まあまあ巧い」のに、絵の具に手を出すと途端に下手になるっていう、自分はそんなタイプだ。 いやその前に、マスかきが得意ってのはなんだ。 回数を指してのことか、あるいは技術なのか。 回数ね、回数。 興味ない? 悪かったな。 で、絵を描くことについて。...

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灰皿の下に、なにかを敷きますか

取材に原稿起こし、執筆、ひとり呑みに、ひとりエッチ、ときどきふたり? エッチ、 執筆、呑み会、道場での練習、試写会での映画鑑賞、メーカーから送られてくるサンプルAVの鑑賞、ついでに、ひとりエッチ、 ひとり呑み、執筆、映画鑑賞、忘れたころにジョギング、呑み会、執筆、取材、原稿起こし、 浴室で散髪、ついでに、ひとりエッチ、 ときどきふたり? エッチ、ひとり呑み、映画鑑賞、ひとりエッチ・・・。...

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映画小僧を自称したものは、死ぬまで映画小僧なんだな

もうかれこれ、10年ちかく映画館で映画を観ていない―という同世代の女子が居た。 短大時代は学校やバイトをサボって映画を観ていた、、、のに、 就職したらブラック企業というわけではないけれど仕事に追われ、休日も取れない日々が続く。 負けそうなとき上司に励まされ、それがきっかけで恋仲となる。...

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初体験 リッジモント・ハイ(53)

以前は1年に1度くらい、現在は2年に1度は帰省している。 年末年始や盆、GWなどを避け、まったく関係のない時期に帰る・・・っていうのはちがうな、法事や同窓会を第一理由にして帰省することが多い。 法事では礼服一式、同窓会では一張羅が必要であり、どっちにしろ「それなり」の荷物になる。 ひぃひぃいいながら鈍行に乗り込み、車窓から田園風景を眺めつつ想い出に浸ったりなんかする。...

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ケンタを信じるが、本音は美味けりゃいい

暴露される前に白状しとこう。どこから漏れるか分からんし―トップがそういう決断をしたのだろうか、偽装表示「告白合戦」がつづく。 元ホラ吹きの自分がいうのもなんだが、この流れのなかで「嘘をついちゃいけないよ」と子どもに教えるのは難しい。 いや、そんなことはないのか。そのときはいい思いをしても、最終的にはほら、あんな風に頭を下げなければいけなくなるのよ・・・と教育出来るのかもしれないしね。...

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シネマしりとり「薀蓄篇」(57)

うぉーげー「む」→「む」らきと、なみ(村木と名美) 自分が終生の愛読書とする漱石の『それから』は・・・ 「『三四郎』の“それからの物語”だから『それから』と名づけた」―というのは、漱石自身による説明。 だから三四郎/代助とキャラクター名はちがっても、同一人物と解釈して読んでもらってもかまわない、、、という意味なのだと思う。...

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シネマしりとり「薀蓄篇」(58)

むらきと、な「み」→「み」ら(ミラ) 読むことは出来ても表記することが難しかったりする女優、ミラ・ジョヴォヴィッチがデビュー時は「ミラ」とだけ名乗っていたことは、あまり知られていない。 ウクライナ出身のミラは『バイオハザード』シリーズ(2002〜)のヒットにより「アクション系の女優」とされているけれど、もう37歳。...

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