髭、男爵
アゴヒゲを生やしている。 んで、坊主。 このスタイルを、15年ほどつづけている。 自分と周囲の評価をあわせてみると・・・ たぶん、たぶんだが、まあまあ似合っているのだと思われる。 ヒゲを生やした男子で、あきらかに似合っていないのが「ときどき」居るよね。 同年代か年下の知り合いだった場合、自分ははっきりと「似合わんよ」といってしまうほうだ。 と、いうことは。...
View Article俳優別10傑 海外「か行」女優篇(1)
~キム・ベイシンガーのキャリア10傑~ ダブリンの若者たちがバンドを組む音楽映画『ザ・コミットメンツ』(91)。 サックスの名手が若造に吹きかたを教える際、こんなことをいう。 「そんな乱暴に扱っちゃいけない。いいか、好きな女の乳首を口に含む感覚だ。分かるか?」 「・・・あぁ、近所の―」 「そんな安っぽい話じゃない。憧れの女優を思い浮かべてみろ。俺の場合は、ジーナ・ロロブリジーダだ」...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(195)
くらいまっく「す」→「す」けーる 小津さんが『風と共に去りぬ』(39)を観て、「米国に勝てっこない」と呟いたとされるのは有名な話。 上映時間の長さといい、見たこともなかったであろう色彩の鮮やかさといい、金のかけかたといい。 そのスケールのでかさに、無条件降伏したと。 黒澤じゃなくって、小津さんというのがいいよね。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(196)
すけー「る」→「る」んば 掃除が大好きなので、お掃除ロボットは要らない。 お掃除ロボットを導入しなければならないほど、広い部屋でもないしね。 もっといえば。 社会的に許される範囲内の潔癖症ゆえ、自分ルールが細かく、ロボットの掃除の仕方に文句いいそうだし。 映画に登場した掃除系? ロボットといえば、一体しかないよね『ウォーリー』(2008)である。...
View Article昔の名前で出ています
映画のなかで、あるキャラクターが、「ほかの映画」や「その映画に登場するキャラクター」に言及することは多い。 「ランボーみたい!」とか、「ダーティハリーかよ!!」ってね。 監督の趣味によるものだろうが、自分が書くシナリオもその傾向があり、そういったポップカルチャー的要素をふんだんに盛り込むと、よく師匠から「物語にとって、遮蔽物でしかない」と叱られたっけ。...
View Articleマクドナルドと、ごちそうさま。
ミスター・ピンク「マクドナルドでチップは出さないだろう? あっちで出さず、こっちで出す。馬鹿げてる!」 映画『レザボア・ドッグス』(92)より ………………………………………… 三大牛丼チェーンといえば、すき家・吉野家・松屋。 肉食というより「肉専」を自称している自分は、いずれの店もよく利用しており、週1~2回はカウンターに座って肉を喰らっている。 内訳でいうと・・・...
View Article夭折の10人
さすがに驚いた、エビ中・松野莉奈ちゃんの急死は。 享年18歳、 若いひとが死ぬたびに書いているが、まだ「おつかれさん」と声をかけるべき年齢に到達していないわけで。 所属事務所の発表によると、死因は「致死性不整脈の疑い」だという。 よく分からないが、こんなこともあるのだよなぁ、、、と。 きょうは、自分にとっての「あまりにも早過ぎる死」10人のケースを展開したい。...
View Articleにっぽん女優列伝(1)相武紗季
85年6月20日生まれ、31歳。 兵庫出身。 公式プロフィール 新連載の1発目は、相武紗季(あいぶ・さき)さんの登場。 珍しい名前なので、デビュー直後すぐに覚えました。 ・・・が、思春期はおそらく「愛撫」にかけて、クラスメイトの男子にからかわれたのではないでしょうか。 映画のキャリアは少ないですし、正直、それらの作品も成功しているとはいい難いです。...
View Articleにっぽん女優列伝(2)蒼井優
85年8月17日生まれ・31歳 福岡出身。 公式サイト 随分前の話ですが・・・ エッセイストの中村うさぎが『新潮45』の連載で、「若い女性のあいだで、女優の蒼井優が“ブサかわいい”として人気らしいが、なにその上から目線!?」と吠えていたことがありました。 蒼井優(あおい・ゆう)ちゃんは、アンタラなんかより、はるかに可愛いから! という主張ですが、うさぎさんらしくて笑っちゃった。...
View Article読む映画
本棚を整理した。 神経質なA型らしく、ジャンル別、あいうえお順に並んではいるが、最近は電子書籍で済ますことも多くなり「新入り」は増えず、また、「それほど大事とは思えないもの」は売ったりしてしまったので、3段目の左は文庫の小説/右はいきなりエロ本、、、みたいな無秩序性が際立つようになってしまった。 まぁいいか、そのほうがゲロのような生きかたをしてきた自分らしいし。...
View Article聴く映画
きょうは、映画のサウンドトラック「個人的10傑」の巻。 サウンドトラックは映画上映における音楽部分の「すべて」を指すので、テーマ曲や主題歌のベストテンというわけではない、、、ことを注意していただきたい。 つまり映画における、音楽「構成」の優れたものを称える企画。 とはいっても、やっぱり好みが最優先されるわけで。。。 80~90年代が多いのは、そういうことなのでしょう。...
View Article描く映画
映画を「観る」以外の視点から捉え直す企画の第3弾は、「描く」。 となると、どうしたって画家や漫画家がメインになってしまうけど。 そういう子は多いだろうが、ガキのころ、「色さえつけなければ絵が上手」と評された。 鉛筆だけなら写実も抽象も、まあまあなレベルで仕上げられると。 (ほんとうか? 抽象も!?) ただ絵画の醍醐味の7割くらいは、たぶん色彩の構築にあるわけだから。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(211)
自分の性格を、自分なりに解説。 (1)神経質 病的というほどではないので、社会的には許される範囲内かと。 たとえば。 部屋はいつもキレイ、ゆえに「じゃあ、遊びに来られるのとかイヤじゃない?」といわれるが、いやいやそうではなく。 掃除が好きだから、汚してもらって構わないのだ。 (2)基本は温和 にこにこ(ヘラヘラ?)している顔のとおり。 だから、接客業に向いている。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(212)
「初めて熱中出来た学校の委員」の、つづき。 それは中学3年時の「新聞委員」だった。 そんなわけで。 きょうは、画像フェスでいってみたい。 当時を回想して、いまそれを再現してみてもいいけど、実際のものを見てもらったほうがいいでしょう。 トップ画像にあるように・・・...
View ArticleネギやダイコンよりTP
今年も、きっちり花粉症の症状が出た。 出る前までは、「ひょっとして今年、脱することが出来たんじゃないか?」などと淡い期待を抱く・・・のだが、 目覚めて鼻がむず痒くなっていることが分かると、サック・マイ・ディック!! と、福生の山奥あたりの方向を向いて怒鳴る、、、という行為が、もう10年くらいつづいている。 そんなわけで、トイレットペーパーの消費量が多くなった。...
View Article俳優別10傑 海外「か行」女優篇(2)
~キルスティン・ダンストのキャリア10傑~ 角度によってはモノスゴ美人に映り、そうでないときは、「それなりに」しか見えない・・・という、不思議な女優さん。 愛称はキキで、それが縁だったのか、『魔女の宅急便』(89)海外版で、主人公キキの声を吹き替えた。 現在34歳、煽情的な描写は嫌いで、エロスを捉えるにしても「明るいものがいい」という考えを持ってキャリアを築き上げる。...
View Article沈黙とおかずと清水富美加
「水着の仕事っていったって、おかずですよね。露出の多い水着を着て、ベッドに転がされたり」 「握手会で、手がぬるぬるしてるおじさんとかに、すっごい気持ち悪い握手のされかたをする」 「この見知らぬおじさんが私の写真やDVDを観て家で何してるんだろう」 ………………………………………… 若い女子が性的な意味での「おかず」ということばを吐くのを久し振りに聞いて、ゾクゾクした―などと、茶化してはいけない。...
View Article釣りは要らねぇよ。
ピザやマックのデリバリーを、クレジット決済するようになった。 滅多に利用しないクセして、電車もモバイルSuicaで乗車。 タクシーも、Suicaが使えるものにしか乗らなくなって。 便利な世の中だが、困る、、、いやべつに困ることはないのだが、自尊心を満足させられなくなったのは、「釣りは要りません」の台詞がいえなくなったこと。...
View Articleポランスキーの帰還
「平々凡々な半生。とくに変わったことはなかった」といっているひとでも、なにかしら「ひととはちがったこと」を経験しているもので。 その逆に「波瀾万丈だった」という、そのひとのイキザマを聞いてみると「意外とフツーじゃん」と感じてしまったり。...
View Articleオスカー予想、最終版
日本時間の月曜午前、本年度の米オスカー賞が開催される。 きょうは受賞予想の最終版を展開してみるが、数週間前に載せてみたものと、ほとんど変化が見られない。 このくらい「楽勝」な年は珍しく、作品賞が『ラ・ラ・ランド』でなかったとしたら、自分は映画小僧を自称することをやめますよ。 (トップ画像は、前哨戦「ゴールデン・グローブ賞」における主演のふたり) まぁやめたところで困るひとは皆無なわけだが、...
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