wisdom tooth
基本、なんでも書く。 番地までは明かしてはいないが、住所はほぼ特定出来るところまで書いているし。 誇りであるかのように、短小や早漏を公言するし。 誰も興味がないであろうことを分かったうえで、それでも自慰の回数とかまで告白してみるし。 そうすることが自分にとって気持ちいいからするのであって、そこに深い思想や哲学などはない。...
View Article銃VS、銃
「銃を使ったことがあるか?」 「―小さいころ、サバイバルゲームが好きだったけど」 「・・・これは、ホンモノ(の銃)だ」 ―映画『ダイハード』(88)より サバイバルゲームにはまったことはない。 ましてや、ホンモノの銃を撃ったことはない。 だからもちろん、銃に触れたこともない。 そういうものと無縁の人生のほうが長生き出来そうだし、...
View Article自分VS、自分
「鏡よ、鏡」とかいって、自分ちの「ふつーの鏡」を「まほうの鏡」に見立て、 世界一かっけー男子は、だあれ? などと聞くような趣味はない。 美に執着するものではないし、ナルシストでもないからね。 いや前言撤回、自分の内面が「醜だらけ」だからこそ美(=女子)に執着しているところがあるし、 ナルシストっちゃあナルシストなんだと思う。...
View Articleどこに住んでも
映画の背景において「テキトー、でいい」ところなんか、どこにもない。 たとえばジェームズ・キャメロンは『タイタニック』(97)において、扉のなかに仕舞われた皿などの調度品を「画面に映ることがないにも関わらず」ホンモノにした、、、といわれている。 神は細部に宿るってね。 いいねぇ。 『タイタニック』といえば、映画ファンのあいだで「???」となっている疑問があって、...
View Article19歳のボクと、48歳の蟹さん
〜追悼、蟹江敬三〜 一昨日は友人、、、というより同志との呑み会だった。 十数年ぶりの再会。 十数年ぶりだから「ごぶさた!」から入ったが、次のことばは「蟹江さん亡くなったねぇ」だった。 「なんだろうね、このタイミングは」 「だよねぇ」 素晴らしい俳優だが、それほど大きな存在だったのか。 黒澤やスコセッシのように? 少なくとも、その日に集まったものたちのあいだでは、とてもとても大きな存在だった。...
View Article怒れる牡牛の物語
第18部「デニス・ホッパーの物語」〜第2章〜 前回までのあらすじ 「私の映画は私的なアプローチのものが多い。私的過ぎる、観客に目が届かない…と批判された」(マーティン・スコセッシ、『「アメリカン・ニューシネマ」―反逆と再生』より)...
View Article注ぎたい。
自分の住んでいる区域のゴミの回収は、燃えるゴミが月・木の週2回、瓶・缶が土曜の週1回。 燃えるゴミは独り暮らし「らしい?」量で大したことないが、瓶・缶が異様に多く、同じ棟の奥さんからは「アル中?」と突っ込まれることもしばしばである。 まぁ、誤りではない。 花見や壮行会など呑む機会の多い季節だが、そこでしこたま呑んでいるにも関わらず、家でもきっちり呑んでいる。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(71)
くいずしょ「う」→「う」ぉーるがい(ウォール街) 苦手なもの。 食べ物でいうと、干しブドウ、小豆、プルーン、つぶあん。 ヒトでいうと、いきがっているアンちゃん、痰を吐くオヤジ。 学問や世界? でいうと、数学、そして経済。 東京証券取引所なんて、なにがどうなっているのか「さっぱり」分からないし。 だけれども。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(72)
うぉーるが「い」→「い」んぐりっどばーぐまん(イングリッド・バーグマン) 伊達男ゲイリー・クーパーは好きだけど。 クラーク・ゲーブルは濃過ぎて好きじゃない、 ハンフリー・ボガードは真面目過ぎて、あまりにも遠い存在に感じる。 じゃあクーパーが近い存在なのか―と問われれば、けっして近くはないのだけれども。 同様に、個人的趣味をクラシック女優さんで。...
View Article来世でな。
3〜4月は、別れと出会いの季節。 自分も40年生きているから、それらのことをヒトナミには経験してきた。 恋愛や卒業にかぎらず、ね。 いっぱいアルバイトしてきたし。 フリーのライターゆえ一期一会的な関わりが多く、1日で出会いと別れの両方を経験したりもして。 けれども出会いはもちろんのこと、別れの場で涙腺決壊みたいな現象が起こったことはない。...
View Article最初が肝心
好きか嫌いかでいったら、自己紹介は割と好きなほうだ。 いつだって自意識過剰、ゆえに自分を説明・解説することで快楽を得るタイプなものでして。 ただし。 好きだからといって得意であるとはかぎらず、また、それが好評であるともかぎらない。 そんなわけで。 自己紹介は、まずスベる。 狙ったところで笑ってもらえることは稀だし、...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(71)
繰り返し繰り返し、ひたすら繰り返し触れるもの。 何度試しても飽きることがないもの。 飲食物。 ビール、ブラックコーヒー、煙草、鶏の唐揚げ、カレーライス、てりやきマックバーガー…って、口に入れるものだと切りがないね。 ヒト。 女体、そのすべて…いやいや、だから、そういうのではなくって。 漫画。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(72)
友達―友達が沢山居たとしたら、ひょっとしたら「同じ映画を繰り返し観よう」などという発想は浮かばなかったかもしれない。 しれないが、だとしたら映画小僧を自称することもなかったかもしれない。 そう考えると、「割と寂しげな? 少年」であった過去は正解だったか。...
View Articleひとりランウェイ
いっつも「ほぼ文字」で埋め尽くされるブログを展開しているので、きょうくらいは画像オンパレードで。 櫻も散り、スギ花粉もほぼ飛ばなくなって、いよいよ自分の季節がやってきた。 なにゆえ自分の季節かって? チャリダーとして、最も活動し易い時期だし。 そしてTシャツ野郎でもあるから、自己主張出来るし。 というわけで。 本ブログで度々展開している『お気に入りTシャツコレクション』、その14年度版ベスト4を。...
View Article表現と、「ねこ、ごろし。」
たとえば自分は、キチガイということばを多用する。 (トップ画像は、映画『気狂いピエロ』) 多用というか、そう自称する。 好んで自称する。 卑下や自虐ではなく、まるで誇っているかのようにキチガイを名乗る。 クレイジーではダメ、アッパッパーなんて使う気にもならない。キチガイじゃなきゃ、ダメなんだ。 だが。 それが原因で担当者と揉めることがある。...
View Articleにっぽん男優列伝(225)段田安則
57年1月24日生まれ・現在57歳。 京都出身。 公式プロフィール ふと気づくと、そこに居る。 あぁここにも、あそこにも、そっちにも。 そういえば名前は知らないけれど―という俳優さんは多いです。 ピラミッドの頂点を主演とするならば、その下に無数の俳優が土台となってひとつのドラマが出来上がる。 主演ありき、なドラマもあれば、助演の好演によって救われるドラマもあります。...
View Articleにっぽん男優列伝(226)丹波哲郎
22年7月17日生まれ・2006年9月24日死去、享年84歳。 東京出身。 霊界サロン たとえば個人的な映画ベスト30とワースト30を「それぞれ、いくつか」挙げてみると、奇妙なことに気づいて笑ってしまうのです。 ベストに『豚と軍艦』(61)と『切腹』(62)、『砂の器』(74)。 ワーストに『大霊界』(89)と『大霊界2』(90)。 この5つの映画に関係している俳優が、ひとりだけ存在します。...
View ArticleI gotta pee!!
自分は生粋のゆるキャラである。 (トップ画像は、なんとも思い切ったゆるキャラ『泡姫ちゃん』。もうこれは、いろんな意味でスレスレじゃないかと。椅子がモロにアレだし・・・。でも、こういうユーモアが通用する世の中であってほしい) 見た目の話ではない、内面の話でもない。 身体の「質」の話である。 昔から、ゆるかった。 でも年を取るごとに、そのゆるさが極まってきた感がある。...
View ArticleScream
Scream―悲鳴、叫び声。 上げたことがあるか、40年の人生を振り返ってみる。 小さいときは上げたろうから、10歳からの30年でやってみようか。 ・・・・・。 たぶん、ない。 恐ろしいことが起こったとき、ワーキャーいうひとと絶句するひとの2種類が居ると思うが、自分はおそらく後者のほうだ。 ビビッて、ことばさえ出ないっていう。 ちなみに逆の心理状態―気持ちいいときは、声に出しがちだ。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(73)
いんぐりっどばーぐ「まん」→「まん」がのじっしゃか(漫画の実写化) ないわけじゃあ、ない。 あるには、ある。 というか、「けっこう」ある。 外国産では、ダントツで『ゴーストワールド』(2001…トップ画像)。 次いで『オールド・ボーイ』(2003)。 漫画の実写映画化、その「成功」についてのお話。 上の2作品については原作を読んでいるので、はっきり成功作と評価出来る。...
View Article