初体験 リッジモント・ハイ(98)
きのう―東京国際映画祭の初日、レッドカーペットを取材する。 なんでレッドカーペットに戻したのかね? エコを強調していたグリーンカーペット、当初は「どうかな…」と思っていたんだけれども、人間というのは勝手というか我儘なイキモノで、なきゃないで「寂しい」「個性的でよかったのに」とか感じてしまう。 青い柔道着と似たようなところがあって、続けていれば違和感がなくなるっていうね。 ・・・まぁいいや。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(99)
上京して初めて住んだのは、調布市。 群馬に居たころは、調布と田園調布をごっちゃにしていた―くらいの認識だからね、街を歩けば有名人にぶつかる、、、などと思っていた。 とはいえ群馬の片田舎よりも「ぶつかる可能性?」はある、 蟹江敬三…俳優 塩沢とき…俳優 藤波辰爾…プロレスラー 井上光晴…作家 ―が、当時住んでいたとされているが、自分は会ったことがない。...
View Article自分の声は、ちょいとだけ高音です。
少し前の話になるが―。 日テレの朝の情報番組『ZIP!』の新司会者となる、女優の北乃きいを取材する。 女優としても女子としても個人的にタイプで、応援している若手のひとり。 ネットのコメントとか見ていると、未だラブホテル帰りのフライデー写真について言及するものが多くて、芸能人ってつくづく大変だなぁと。 たしかにワキが甘いかもしれんが、自由にエッチも出来んのかって。 まぁいいや。...
View Articleあばよ!!
「さようなら」 じゃ、当たり前すぎるのか。 「あばよ!!」 では、かえって気取り過ぎじゃないのか。 「じゃあね!」 というのは、誰に対しても使えることばではないし。 よく使うのは、 「お元気で!!」 なんだけど、ほんとうは、 「あばよ!!」 といいたい。 出会いと別れといえば3~4月がふつうだが、なぜか今年は、自分の周囲にかぎっては10~11月に集中している。...
View Articleにっぽん男優列伝(250)中居正広
72年8月18日生まれ、42歳。 神奈川出身。 公式プロフィール こんな風に、まだ6人だったころのSMAPの写真を見ると、感慨深いものがありますなぁ。 ・・・ってべつに、特別ファンというわけでもないけれど。 ただ(ジャニーズ関連で)自分と同世代というとSMAPになりますからね、スター性という意味では「たのきん」になるのですが、親近感という意味では、森くんも含めた彼ら6人になるのです。...
View Articleにっぽん男優列伝(251)中尾明慶
88年6月30日、26歳。 東京出身。 公式ブログ 日本の俳優さんを取り上げるこの企画、いよいよ250人を超えました。 「くまなく」やっているわけでもないのに、「な行」でこの人数ということは、400人くらいになるのではないでしょうか。 ほんとうは男子として、早いとこ女優版に取りかかりたいところなのですけれどね、それが実現するのは、2年後くらいになるのかもしれません・・・。...
View Articleにっぽん男優列伝(252)中尾彬
42年8月11日生まれ、72歳。 木更津出身。 公式プロフィール 「―うちの志乃がね」なんつって。 ネクタイ代わり? にしている「ネジネジ」、 やや癇癪持ち、 江守徹との口喧嘩、 そして、奥さん・池波志乃の印象が強い中尾彬(なかお・あきら)さん、 格好よく見えるときもあるし、単なるヘンクツに見えるときもある不思議なひとです。...
View Articleきらきらひかる:映画監督篇
久し振りに、日本映画『太陽を盗んだ男』(79)をスクリーンで鑑賞した。 理科を教える中学教師、自称「9番」が原子力発電所からプルトニウムを強奪、自宅で、たったひとりで「被曝しながら」原子爆弾を完成させる。 俺、これ持っているからさ、なんだって出来るわけよ。でも、おかしな話なんだけどさ、なにをしたらいいか、分からないんだ―この闇雲なエネルギーを前に、いつだって思考停止になっちまう。...
View Articleサキバシリ + 10月コラムの目次
いまさっき11月になったばかりだというのに、きのうの晩、もう「今年のベストテンで記事を書いてくれ」なんていう原稿依頼が入った。 映画ではなく、AVの雑誌からね。 それにしたって早過ぎないか、先走り過ぎじゃないかって話である。 早漏には、早漏を―ってこと? うるせえバカヤロウ。 まぁいいけれどね、年末の忙しい時期にセッツカレルよりも、早め早めのパブロンのほうが。 早漏はもちろんのこと?...
View Articleきらきらひかる:映画俳優篇
先月末に「あのころの輝きを取り戻してほしい映画監督10人」を取り上げたので、きょうは、その映画俳優篇を展開してみたい。 ビートたけし「米国映画を観ているとさ、あの映画の、このひとの演技が凄い、、、というのが、いっぱいあるわけ。あの一作だけっていうひとが沢山居る。少し前の日本映画なんか、もう緒形拳だらけだもん」(初期の『TVタックル』より)...
View Article映画のミカタ ~14年度ワースト映画を選出する~
<14年度総括、第1弾> 1日に予告したとおり、本日より早々と本年度の総括を始めたい。 その第1弾は、ワースト映画の選出。 米国ではオスカー授賞式の前日、大々的にワースト映画を選出する「ゴールデンラズベリー賞」というものがあるが、 日本では雑誌『映画芸術』『映画秘宝』が「ひっそりと」特集するくらいだろうか。 芸能人ファッションの辛口批評とかはやるのにね、なぜ「ひっそりと」なのだろう。...
View Article墓碑銘
<14年度総括、第2弾> 本年度総括シリーズ、きょうは、毎年恒例にしている企画「墓碑銘」。 去年末から今年10月までに亡くなった、「映画を中心とする」有名人のリストである。 「(共演者が)ほとんど死んでいる。この死亡率はすごい。男で生きてるのは、僕だけ」(藤竜也、しんゆり映画祭で『野良猫ロック』シリーズについて語る)...
View Article手をつなぎたい
<14年度総括、第3弾> 本年度の総括、今宵は「美女」。 映画と美女の話であれば、少なくとも48時間は語れるし、150000字は書ける。 でもまぁ、それに付き合ってくれるひとがどれだけ居るのかって話でもあるからね、本意ではないが、いつもの調子で、スピーディかつリズミカルにいってみよう。...
View Articleびびる
「俺さ、住吉会系のものなんだけど」 「俺はまだ、この街で顔が利くんだぞ」 うわっ、ダサッ。 あまりのダサさに、笑いがこみあげてくるよ。 先日、別々の場所で耳にした台詞である。 つまり、こういうことをいうヤカラがひとりではないってこと。 しかも、自分より5~6つくらい年上の男が使っていた。 ダサいねぇ。 古いねぇ。 もう、そんな時代じゃないのに。...
View ArticleMUTEKI
いや、アダルトビデオメーカーの『MUTEKI』ではなくってね、スーパーヒーローに関する依頼原稿をシコシコ書いていたら、 自分がそういう立場だったとして、どんな武器を持てば無敵になるだろうか―みたいな想像をしてみたんだ。 もちろん、なにも必要としない「鋼の肉体」こそ最高最強の武器なのだけれども、それじゃあつまらない。...
View Article怒れる牡牛の物語
第19部「コーエン兄弟の物語」~第4章~ 「原作では老保安官のモノローグが随所に挿入され、ほとんど主役の語り部的存在となっているが、映画の方ではこの保安官の描写はあまり目立たず、あくまでシガーの存在感がより強烈に目立つように描かれている」 「きっとコーエン兄弟は、シガーという存在を強調して描くことで、<世界の外部の闇>を映画全土に、原作以上に充満させたかったのだろう」...
View Articleあたしは、花なの―リンダ・ラヴレース
<14年度総括、第4弾> 本年度の総括、4弾目は「今年飛躍した映画俳優たち」の10選。 映画は、究極的には監督のものだとは思うけれど、と同時に「顔」も大事な要素のはずで。 美醜は問題じゃない、面構えといったらいいのか、彼ら彼女らの面構えがいい映画は、大抵、中身もいい。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(95)
じーん「ず」→「ずー」(ZOO) 調べ出したら切りがないし、おそらく死ぬまで結果を出せないように思うので、自分の持つ「映画的な、勘」でいってみるが・・・ 5本に1本くらいの割合で、映画にはヒト以外の動物が登場する。 もっと多いのではないか、3本に1本くらいのような気がする・・・けれど、いや、世界中の映画を対象とすれば、これは妥当な数字だ、、、といい切ってしまおう。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(96)
「ずー」→「ずー」らんだー(ズーランダー) 映画小僧の楽しみのひとつに、ノンクレジットで映画出演している俳優を探す―というのがある。 カメオ出演―cameo―というやつだ。 謝辞としてクレジット表示される場合もあるが、cameoの定義として最も適切なのは「ある一場面しか登場していない」になると思う。 ファッションモデルの世界を描いた2001年の米映画、『ズーランダー』。(トップ画像)...
View Articleれりご より、iroha
<14年度総括、第5弾> 本年度の総括、第5弾は「ヒット商品」。 個人的にヒットしたものと社会的にヒットしたもの、それを「いい按排?で」融合させてみた。 今年に発売・発表されたもの―とはかぎらず、今年、自分が「いいな!」と思ったものと、今年、社会的に「火がついたもの」なども含まれる。 では、いってみよう。 (1)ソルティライチ…清涼飲料水 すげ!! でも納得の美味しさ。...
View Article