Quantcast
Channel: Cape Fear、in JAPAN
Browsing all 4261 articles
Browse latest View live

観て損はない「っぽい」、晩夏〜秋の映画セレクション

某日―。 ちょっとしたリサーチのため、都内劇場をまわる。 『風立ちぬ』の圧勝、予想出来たことだが、素直にうれしい。 敢えていっちゃうが、いい映画に客が入るという現象は「当然」のような気もするが、そうならないことも多い。 だからその「当然」の流れにホッとする。 まぁ、ジブリブランドですから。 それすら危うくなってしまったら、日本は終了ですよマジで。...

View Article


読書感想文への野心 + 7月コラムの目次

志賀直哉の『小僧の神様』、 芥川龍之介の『杜子春』、 井伏鱒二の『黒い雨』、 森鴎外の『山椒大夫』、 そして漱石の『三四郎』。 これ、学生時代に読書感想文で取り上げた名作群。 少年時代のエピソードで自慢の出来ること―といったら「これだけ」なので思いっきり自慢させてほしいが、 そのすべてで学校代表に選ばれている。 クラスの秀才くんに「これだけ」は負けたくないという強い思いというか野心があり、...

View Article


「ためられない」男

ためられない。 いろいろ、ためられない。 ためられないったら、ためられない。 その壱。 お金を貯められない。 借金返済は終えたのに、というか、返済を繰り返す日々から数年も経っているというのに、貯金ゼロときたもんだ。 きのう・きょうはそれでいいのかもしれないが、「いざ」というとき、なにも出来ないじゃないかって。 その弐。 精子を溜められない。 オメーのシモの話なんか興味ねーよ!...

View Article

銃声の快楽

ときどき観返したくなる映画のひとつに、長谷川和彦の『太陽を盗んだ男』(79)がある。 たったひとりで原子爆弾を作り上げる、中学教師の物語。 当然、被曝する。 そのことに気づきつつも、後戻り出来ない男を描いていて熱い。 完成度という点だけでいえば長谷川の前作、つまりデビュー作『青春の殺人者』(76)のほうが優れているとは思うのだが、『太陽を盗んだ男』には闇雲なエネルギーがある。充満している。...

View Article

脱、帽。

すごく、とはいわないが、「まあまあ」は似合うと思っている。 頭が小さいからね―とは、友人の評価。 帽子が似合うかどうか、、、という話。 ただし自分の場合は、昔でいう野球帽、いまでいうキャップ限定ではあるけれど。 冬はニット帽だが、基本はキャップ。 それ以外は似合わない。というより、試してみる勇気がない。...

View Article


指先の主張

15年前は、万年筆を持ち、手書きでシナリオを仕上げていた。 苦とは思わず、それが当然、、、という感じで。 しばらくすると「ペンだこ」が出来た。 なんだか「モノカキ」になった気分がして、とても心地よかった。 10年ほど前にパソコンを買った。 原稿などをワードで仕上げることが多くなり、「ペンだこ」はいつの間にか消えていた。...

View Article

シックス・センスはないはずだが・・・

度々記しているが、地顔がヘラヘラしている。 やさしいひとは「ヘラヘラじゃなく、ニコニコだよ」といってくれるが、自分では「ヘラヘラのほう」だと思っている。 ヘラヘラとニコニコ、似ているようでちがう。 人気の動画サービス『ニコニコ生放送』は「ニコニコ」だから支持を得ているのであって、『ヘラヘラ生放送』では、これほど大きな存在には成り得なかったと思う。 なんとなく、犯罪的なニオイがするじゃない?...

View Article

ペット、ショップ、ボーイズ

某日―。 友人宅に遊びに行き、彼が飼っているカメレオンと初対面する。 爬虫類が苦手なひとは見るだけでも「イヤ!」といいそうだが、じつに「人馴れ」していて可愛い。 「俺でも飼える?」 「ちょっと無理かな、お前の日常生活の話を聞いていると」 「どのへんが?」 「取材で家に居ないこと多いっぽいし」 「まあね」 「温度管理でしょ、水槽のなかは霧吹きで湿らせてあげる必要があるし、なかなかに手がかかる」...

View Article


CLASH

夏休み企画として、しばらくは「映画小僧による10傑」を続けてみたい。 先日のこと。 前方を走るチャリダーが信号無視をした―直後に自動車と衝突し、派手に転倒した。 衝撃の割には怪我はたいしたことないらしく、だからそう思えたのだろうが、ほれ見たことか、、、と。 信号のことをまったく気にかけないような走りかたであったし、しかもヘッドフォンしたまま。 敢えていえば、死にたかったような突っ込みかたであった。...

View Article


いつかは眼鏡を、、、

左右の視力とも0.6へと急降下した20歳のころ、 「あぁ数年後には自分、眼鏡かなぁ」と思っていた。 いたのだが、そこから下がることはなく、0.8に上がることもあれば、数年後には再び0.6になっていたり、じゃあ現在はというと、やっぱり0.6だったりする。 このまま死ぬまで「このあたり」をウロウロしているかもしれず、結局は眼鏡をかけないのかもしれない。 老眼鏡っていうのは、あり得るけれども。...

View Article

白いヒゲ

アゴヒゲを生やして10年くらい経つだろうか、 「剃った自分は大嫌いだ」といえるほどに自分の気に入りスタイルではあるのだが、 肝心の女子からの評価は「似合う」が6割、「ないほうが、いいかも」が4割という内訳で、ぎりぎり勝利を収め? ているに過ぎない。 先週のことである、いつものようにヒゲを揃えようと鏡でチェックしていたら、3本ばかり白くなっていることに気づく。 え! 髭の白髪。 白髪の髭か。...

View Article

風、になる

映画の10傑企画も、きょうで最後。 愛用しているものと共通点はあるものの、自分が一生使用しないであろうもの―バイク―について取り上げてみたい。 チャリとの共通点は、ただひとつ「二輪車である」ということだけ。 電動機付きのチャリは「より、バイクにちかいもの」ではあるけれど、自分とは無縁であろうし。...

View Article

怒れる牡牛の物語

第16部「デヴィッド・クローネンバーグの物語」〜第4章〜 前回までのあらすじ 「あのタイプライターが変身するものは、ある種万能の性的物件だ。想像可能なあらゆる性器がついているし、想像できないものもいくつか」(クローネンバーグ、『裸のランチ』のタイプライターについて語る) 「たとえば思春期、あるいは思春期以前に、同性愛に共鳴することはできましたか?」...

View Article


毎日が、夏休み

取材が入っていない場合の、基本的な1日の流れを記してみる。 19時…起床 19時30分…ジョギング 20時30分…朝?風呂 21時…その日の朝刊と夕刊を読む 22時…朝?飯 23時〜03時…雑誌用原稿、ウェブ用原稿、シナリオなどなど、なんらかの執筆 03時…自慰 03時30分…洗濯やら掃除やら 05時〜08時…なんらかの執筆、第二幕 08時…筋トレ 08時30分…ネットサーフィンなど...

View Article

同じものは、ゼッテー創れない

ヨソサマのブログにお邪魔していると、けっこうな頻度で、 「投稿フォームに文字を打ち込んでいるときに、なんらかのキーを押してしまい、あるいは押していないにも関わらず、本文がぜんぶ消えてしまった」 という内容に出くわす。 あぁ分かる分かる。 そういうことって、あるよね。 だから自分はメモ帳機能を開いてそこに下書きをし、全文コピーから投稿フォームにペーストするようにしている。...

View Article


にっぽん男優列伝(199)高嶋政宏

65年10月29日生まれ・東京出身。 現在47歳。 公式プロフィール ファミリー最後に登場するのは、濃い兄弟の兄貴・?嶋政宏(たかしま・まさひろ)さん。 列伝100番台のラストに相応しい、(しつこいですが)濃い俳優さんかと。 ときどき『ダウンタウンDX』(日本テレビ)に出ていますが、まーーずよく喋るひとですね。 なんとなく朴訥なイメージがあったから、初めて観たときはびっくりしました。...

View Article

にっぽん男優列伝(200)高橋和也

69年5月20日生まれ・現在44歳。 東京出身。 公式サイト トップ画像左から・・・ 4人のなかで最も影が薄かったと思われる成田昭次は、93年の解散後も音楽活動を続けていましたが、ドラッグに手を出し逮捕されて以降は名前を聞くことがなくなりました。 4人のなかで唯一ジャニーズに所属し続ける岡本健一は、解散して数年後、俳優として再び浮上し、ちょっとびっくりしたことがあります。...

View Article


にっぽん男優列伝(201)高橋克典

64年12月15日生まれ・現在48歳。 横浜出身。 公式サイト 公開中の傑作『風立ちぬ』に、NPO法人「日本禁煙学会」が噛みついたことにより、ちょっとした騒動になっています。 松江市による“ゆるめの”『はだしのゲン』発禁もそうですが、もっと問題にすべきことがあるのになぁ、 表現者の意図と受け手の感想が「うまいことリンクしない」のは「ときどき」起こることですし、...

View Article

おおかみ、になりたい。

♪ 夜明け間際の吉野家では、 化粧の剥げかけたシティガールと、ベイビィフェイスの狼たち、肘をついて眠る ♪ (中島みゆき、『狼になりたい』より) 39歳、独り暮らしの似非モノカキの食生活。 取材が多くなるにつれ、外食も増えていく。 その9割がファストフードであり、とくに牛丼が圧倒的に多い。 マクドナルドも好きだが、あれは自分にとっては(なぜか)家で喰うものであり、テイクアウトすることが多い。...

View Article

初体験 リッジモント・ハイ(49)

きっちりデータを取ったわけではない、 ないが、そこそこ自信のある? 憶測をいえば・・・ 小中学生のころに映画好きになった場合、その2〜3割が高校時代に脚本を書いてみたり、カメラを持ったりしてみる傾向にある。 青春期に映画の自主制作にはまる、ということ。 その夢をおとなになっても持ち続け、プロ入りを果たすのは1%にも満たないだろう。 しかし「0」ではない。...

View Article
Browsing all 4261 articles
Browse latest View live