熟す。
いちいち宣言? する必要もないが、ロリコンである。 訂正、社会的に許される範囲内の、ロリコンだ。 基本的に若い子が大好物なんだが。 ということを前提として、この先の話を展開していく。 大麻で捕まった「旧」高樹沙耶、53歳。 何度か本コラムで書いたことがあったと思う、自分がスクリーンで初めて女のハダカを拝んだのが、この女優だった。 映画『チ・ン・ピ・ラ』(84)である。...
View Articleわたしはピーカー
【2016総括シリーズ その六】 本年度の総括、第6弾は「非映画の映像作品」。 テレビドラマ、テレビCM、映画の予告編、ミュージックビデオなどなどの10傑。 『ツイン・ピークス』の新シリーズが来年度に控えていることもあり、個人的には今年の作品に「それほど熱狂的」にはならなかったが、それでも悪くない並びなんじゃないか、、、と思っている。 (1)ドイツのホームセンターのCM これには参った。...
View Article退屈なホンモノ、愉快なニセモノ
≪2016総括シリーズ 特別篇≫ きょうは、本年度の総括「特別篇」として、「10傑シリーズ」ではなく「映画のワースト5」を展開したい。 ボジョレーを持ち上げるメディアが「今年は美味」といいつづけるのと同様、「今年は豊作」といいつづけて10年くらい経っている自分。 そのことばに嘘はないが、ある一定の割合で駄作が入ってくるのが常で。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(189)
いじ「め」→「め」いくあっぷあーてぃすと(メイクアップアーティスト) 友人に、メイクアップアーティストをやっているひとが2人居る。 また、元ハニーは、AVの撮影現場取材で知り合ったメイクアップアーティストだったりする。 というわけで。 自分はこんな顔? だが、周囲にお洒落できれいなひとが沢山。 簡単にいえば、有名人などにメイクを施す職人さんの総称である。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(190)
めいくあっぷあーてぃす「と」→「と」うきょう(東京) 『東京オリンピック』(65)に『東京流れ者』(66)、『東京市街戦』(67)、 『東京裁判』(83)や『東京上空いらっしゃいませ』(90)、 2000年代も『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(2007)とか『東京少女』(2008)とか、 頭に「東京」と冠する映画は「ひじょうに」多い。 そりゃそうか、日本の首都なんだから。...
View Articleアカルイハダカ、でありたい。
【2016総括シリーズ その七】 本年度の総括、第7弾は「芸能」。 とくに上半期、「なにも起きない週があってもいいんじゃない?」と突っ込みたくなるくらい、いろんなことがあったけれども、あまりにもいろんなことがあり過ぎて、ことばは悪いが「小物」のニュースは、どんどん忘れていってしまう状況に。 そんな怒涛の1年を、映画小僧であり格闘技マニアでもありAV狂でもある自分が回顧すると、こんな感じになる。...
View Article演技派って、おかしいぜ。
【2016総括シリーズ その八】 本年度の総括、第8弾は映画俳優の10傑。 美人女優に個性派俳優、異色とか演技派とか。 何度か書いてきたことだが、個性派はともかく、演技派っていうのはちょっとどうかなと思う。 「熱演型」を指しているであろうことは分かるのだが、ふつうの俳優が「演技出来ない、ことを前提としている」ようにも思えることばなのでね。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(203)
今年の大晦日の予定は、もう決まっている。 去年と同様、さいたまスーパーアリーナで過ごす。 今年と去年だけじゃない、ここ10年くらいは、きまってそうだ。 でも仕事だよ。 ただ仕事とはいえ、好きなものに触れながら年越しが出来るなんて最高じゃないか。 だって、ギャラまでもらえるんだぜ。 つまりは、格闘技だ。 大晦日―。 1年で最も印象に残る日だと思う。 そう元旦よりも、自分の誕生日よりも。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(204)
大晦日を舞台とした映画といえば・・・ たとえば、キャスリーン・ビグローが手がけた『ストレンジ・デイズ』(95)。 ジュリエット・ルイスがまだ元気なころ? に出た映画のひとつで、カオス過ぎてきちんとしていない物語はともかく、彼女の脚を拝むだけでも価値があるかと。 『200本のたばこ』(98)は、大晦日に集う若い男女の群像劇。...
View Article刃―やいば―
【2016総括シリーズ その九】 本年の総括も、残りふたつ。 社会一般と、映画。 映画は12月、3日間に分けて論じるとして、第9弾のきょうは「社会一般」でいこう。 暗い話が多い。 それはじつは、「そういうものを選んでいる」だけかもしれないが、それにしたって多いと思う。...
View Article『沈黙』全力応援コラム、その壱
わが神、スコセッシの最新作『沈黙』(原作・遠藤周作)の公開日が決定―01.21、割とすぐだぜ!!―したので、公開初日まで数回にわたり応援のコラムを展開していきたい。 きょうは、もうこれを観たら多くを語る必要はない―と思われるほどの濃い予告編をリンクするだけにしておく。 窪塚くんや浅野くん、イッセー尾形さんや小松菜奈ちゃんもきっちり登場するので、物語に興味ないひとも予告だけでも触れてみてね!!...
View Article青文字系の服を買う。
楽天の会員なので、ときどき送られてくるアンケートに答えてポイントをもらっている。 先日のアンケートが「ご自身のファッション」に関するもので、 月にいくらくらい服にかけるのか、とか、どこで服を買うのか、という質問で構成されていた。 それらの問いに正直に答えながら、あれ自分、最近はそこそこの収入を維持している割には、服に金をかけていないなぁ、、、と。 今年買ったのはTシャツ数枚だけ、なのだった。...
View Articleにっぽん男優列伝(350)笠智衆
04年5月13日生まれ・93年3月16日死去、享年88歳。 熊本出身。 小津映画における笠智衆(りゅう・ちしゅう)さんって、黒澤映画における志村喬のポジションなのかな・・・。 などと、18歳のころの映画小僧は思っていました。 18歳までに黒澤映画は制覇していたのに、「動」の黒澤に対して、小津は「静」なので、いくら名作といわれても「取っつきにくい」ところがあったのです。...
View Articleにっぽん男優列伝(351)リリー・フランキー
63年11月4日生まれ、53歳。 福岡出身。 公式サイト 「どうしたらイラストレーターになれますか?」 「まずは名乗ること。名乗らなければ、イラストレーターにはなれません」 テレビ番組だったでしょうか、そんな質疑応答に触れて、そのころから自分はライターと自称するようになりました。 まだ、駄文で月3~4万円しか稼げなかったころの話です。...
View Article酔いどれの月 + 11月コラムの目次
ありがたいことに、忘年会やら送別会やらのお誘いが連続してあって、ふだんでも酔いどれ状態なのに、12月はそれが加速しそうである。 28日あたりからは「さいたまスーパーアリーナ」に張り付き状態になってしまうので、中旬くらいまでは思いっきり楽しもうかなと。 財布は厳しくなるがね。 コラムは上旬が映画の総括、中旬が大晦日の格闘技特集、下旬が来月に公開を控えている『沈黙』総力特集になる予定。...
View Article映画の力って、すげーんだぜ(前)
【2016総括シリーズ その拾】 本年の総括、最後はやっぱり「映画の20傑」。 きょうは11位~20位、あすは1位~10位、最終日は項目ごとに論じてみる。 では、長文なので早速いってみよう。 第11位『ちはやふる ―上の句―』 「競技かるた」に青春を賭ける高校生たちを描いた末次由紀の人気漫画を、前後半に分けて映画化。...
View Article映画の力って、すげーんだぜ(中)
【2016総括シリーズ その拾】 本年度の映画の総括、第二夜。 きょうは、1位から10位までの発表。 ではいくぜ!! 第01位『ディストラクション・ベイビーズ』・・・トップ画像 現代日本の『時計じかけのオレンジ』を目指したであろうこの映画は、ブーイング覚悟でいえば、個人的には『オレンジ』を超える領域に達した怪作だと評価出来る。...
View Article映画の力って、すげーんだぜ(下)
【2016総括シリーズ その拾】 項目別に、本年の映画界を振り返ってみよう。 皆さんは今年、何本の映画を劇場で触れましたか? いろいろ忙しいでしょうが、映画の力ってすげーので、機会を作って劇場に行きましょうね。 (1)どのメディアでも取り上げるであろう、ふたつの大きな現象が起こった 両者とも、当初の予想をはるかに上回る興行成績を上げている。 『シン・ゴジラ現象』 『君の名は。現象』...
View Article今年のお年玉は当たりませんでした
3等、3等、2等、4等に3等。 ここ数年の、お年玉つき年賀はがきの当選内訳である。 自分のくじ運がいいのか、相手がいいのか分からんがね。 しかし今年は、ひとつも引っかからなかった。 切手シートさえ当たらないって・・・。 というわけで、年賀状のことを考えなければいけない時期になった。 自分の性格上、そして仕事上、メールやLINEのあいさつオンリーというわけにはいかない。...
View Article俳優別10傑 海外「ら行」篇(2)
~レオナルド・ディカプリオのキャリア10傑~ 自分と同年の42歳、学年でいうとひとつ下のレオくん。 芸歴は28年超、年齢的には中堅でも、もうベテランといっていいでしょう。 デビュー直後から、識者や、自分のような映画狂から「天才! 天才!!」と騒がれ、それはそれで大変だったんじゃないかな。...
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