年末年始特別企画(9) 映画のオールタイム15傑をヒトコトフタコトで語る
<外国映画> (9)『キャリー』(76) 原作者スティーブン・キングにとっても、監督デ・パルマにとっても、全世界のいじめられっこにとっても、忘れ難い作品となった美しい復讐の物語。 キャリーの才能が開花したクライマックスを、とくとご覧あれ。 ………………………………………… <日本映画> (9)『3-4X10月』(90)...
View Article年末年始特別企画(10) 映画のオールタイム15傑をヒトコトフタコトで語る
<外国映画> (10)『グッドフェローズ』(90) 映画文法まで変えてしまった、スコセッシ円熟期の最高傑作。 『ゴッドファーザー』シリーズの回答にもなっている映画なので、もっと多くのひとに観てほしい。 ………………………………………… <日本映画> (10)『太陽を盗んだ男』(79) 原子爆弾をたったひとりで作り上げた、理科の教師による反逆のアクション。...
View Articleはじけろ大晦日
あすの「まる1日かけての格闘技興行」取材のため、すでにさいたまのビジネスホテルにこもっています。 ※本大会「前」の興行「平成最後のやれんのか!」、その対戦カード ※本大会「RIZIN.14」対戦カード やるほうはもちろん、観つづけるお客さんだって、カメラマンだって取材者だって、なかなかにしんどいのよ1日20試合以上なんて。 あす、さいたまに集うものたちの願いはただひとつ。...
View Article来世でな。
毎年、大晦日はこのヒトコトくらいしか記していないんじゃないか。 来世でな。 うん、気に入りのことばです。 みなさん、よいお年を。 ………………………………………… 明日のコラムは・・・ 『more はったり + 12月コラムの目次』
View Articlemore はったり + 12月コラムの目次
賀正。 今年の目標は、「はったりかまして生きようぜ」。 思えば10年くらい前まで、そこそこはったりをかまして毎日を生きていたのに、最近はそうした尖った(?)感じを出していなかったなぁ、、、と。 いまの仕事を得たのも、じつははったりのおかげ。 「はったり100%」はまずいけれど、70の実力を100にするための「はったり30%」は必要なんだと思う。 うん、たぶん必要。...
View Article大晦日は、はじけたのか!? ~RIZIN総評~
まる1日をかけて展開された大晦日の格闘技興行、『平成最後のやれんのか!』と『RIZIN.14』(さいたまスーパーアリーナ)。 いいたいことが山ほどあって、すべてに触れるとコラムとしてまとまらない。 だから、解決せねばならないであろう問題を孕んだ2項目だけで展開してみることにする。 「RENA」と「那須川天心」について。...
View Article19年度マスト映画はこれだ!!
今年初めての映画コラムは、これから公開される映画で「これ絶対っしょ!?」と思われるリスト(11本)を展開するというもの。 つべこべいわずに、いくぜっ!! ※順不同 『ジ・アイリッシュマン』(公開日未定) わが神スコセッシとデ・ニーロが久し振りにタッグを組むだけでなく、...
View Article年末年始特別企画(11) 映画のオールタイム15傑をヒトコトフタコトで語る
<外国映画> (11)『マグノリア』(99) 現代米国映画の先端をいくPTA、ポール・トーマス・アンダーソンによる傑作群像劇。 カエルの雨を降らせるクライマックスがすごいんじゃない、登場人物それぞれへの決着のつけかたが素晴らしいんだ。 ※彼女が泣いて笑顔を見せるエンディング、完璧で最高。 ………………………………………… <日本映画> (11)『豚と軍艦』(61) 横須賀の町を疾走?...
View Article年末年始特別企画(12) 映画のオールタイム15傑をヒトコトフタコトで語る
<外国映画> (12)『第三の男』(49) 世界一有名な観覧車、ハリー・ライムの微笑、印象的な音楽、そして光と影。 世界中の映画のなかで、いっさい傷のない作品はこれ一本だけだと思っている。 (逆をいえばね、完璧過ぎるところがこの映画の欠点なんだ) ………………………………………… <日本映画> (12)『近松物語』(54)...
View Article年末年始特別企画(13) 映画のオールタイム15傑をヒトコトフタコトで語る
<外国映画> (13)『トト・ザ・ヒーロー』(91) 産婦人科で「隣家の子と取りちがえられた」と思い込んでいる主人公が、自分の人生もなかなか素晴らしかったんじゃないか、、、と気づくのは、なんと灰になってから。 ありがちな設定だが、映画的イマジネーションの力で新鮮な人生賛歌になっている。 ………………………………………… <日本映画> (13)『夜がまた来る』(94)...
View Article年末年始特別企画(14) 映画のオールタイム15傑をヒトコトフタコトで語る
<外国映画> (14)『モダン・タイムス』(36) マイホームに住むことを夢見て、ひたすら、ただひたすら歩くチャーリーとヒロイン。 そう、ふたりの未来がけっして明るいものではないことは、影の位置が変わるエンディングで暗示されている。 それでもふたりは、歩くんだ。 ※著作権切れなので、フルバージョンをどうぞ ………………………………………… <日本映画> (14)『切腹』(62)...
View Article年末年始特別企画(15) 映画のオールタイム15傑をヒトコトフタコトで語る
<外国映画> (15)『フルメタル・ジャケット』(87) 自分にとっての、「初」キューブリック作品。 「すごいものばかり撮る監督が居る」という幻想だけが先行し、いざ観てみたら「こんなものか…」と思う映画監督が多いなかで、キューブリックはこっちの想像をはるかに超えてきた。 洗脳を描くだけでなく、洗脳の限界にまで踏み込んでいるところに慄いた。 ………………………………………… <日本映画>...
View Article映画監督別10傑(36)森田芳光
~森田芳光のキャリア10傑~ 天才モリタがすでに鬼籍に入っていることが、未だ信じられなかったりする。 亡くなったのは6年ほど前で、享年は61歳。 スコセッシやスピルバーグなど、70代のおじいちゃん監督が元気で映画を撮れている時代にあっては、あまりにも早過ぎる死だった。 ほとんどの映画ファンがそう感じたことは、この宇多丸さんのことばを聞けば分かる。...
View Articleにっぽん女優列伝(92)貫地谷しほり
85年12月12日生まれ・33歳。 東京出身。 公式サイト 「じ」なのか「ぢ」なのか・・・なんてなことを思ってしまう変わった苗字―全国でも一桁しか居ない―ですが、当然「じ」ですよね。 貫地谷しほり(かんじや・しほり)さんは、モノスゴ美人に見えるときもあれば、そうでないときもあって。...
View Articleにっぽん女優列伝(93)菅野美穂
77年8月22日生まれ・41歳。 埼玉出身。 公式ブログ 男子―とくに自分の世代―はみんな大好き、菅野美穂(かんの・みほ)さん。 なぜって、20歳の記念にヘアヌード写真集(=50万部超の売り上げを記録した『NUDITY』)を出してくれたり。 『笑っていいとも』(フジテレビ)のゲームコーナーに熱中し過ぎるあまり、おっぱいの6割くらいを露出させてくれましたから。 結局はエロ目線かい!?...
View Articleにっぽん女優列伝(94)樹木希林
43年1月15日生まれ・2018年9月15日死去、享年75歳。 東京出身。 去年鬼籍に入った樹木希林(きき・きりん)さん、元々いいたいことをはっきりいうタイプのひとですが、 最も仰天し、ある意味で痛快、けれども関係者を気の毒に思った発言といえば・・・ 自分だけではないでしょう、 『東京タワー...
View Article少食にはならないけれど…
こちら、去年クリスマスに喰ったケンタさん。 んでもって、年を越してすぐに喰ったケンタさん。 相変わらずチキンばかり喰っているが、いちどで喰う量/スピードともに、10年前と比べれば落ちている。 当たり前か、落ちていなかったらほんとうのバカヤロウということになる。 たとえばトップ画像の、サーティワンのアイス。 持ち帰りの7個を、それが当然であるかのように一気に喰っていた。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(275)
そんどらろっ「く」→「く」れーむ 映画のなかのクレーム、その王者といえば『フォーリング・ダウン』(93)のマイケル・ダグラスで決まりでしょう。 ファストフード店で、 (1)モーニングを頼もうと思ったら、「たった数分」間に合わずに断られる (2)出てきたハンバーガーのサイズが、看板の写真とあきらかにちがう で、マシンガンを取り出すと笑 ただきょうは、映画のなかではなく「映画館でのクレーム」について。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(276)
くれー「む」→「む」し(虫) 「成人後あるある」のひとつ、かな。 ガキのころは平気で虫とかを触っていたのに、触れなくなる現象。 これに当てはまるひとは多いので、「あるある」認定。 自分? まぁダメではないけれど、積極的には触りにいかない。 ただ逆に、ガキのころはカエルはペケだったのに、いまは触れたりする。 (でもカエルは、虫ではないよね) ちなみに自分の好きな虫は、やっぱり(?)昆虫。...
View ArticleNGワード
「フリー」を掲げてモノカキやっていると、いろんなジャンルの原稿依頼が入る。 基本は断らないし「はったり」を信条としているので、苦手分野の経済や服飾関係もNGにはしないですよボツを喰らうことも(当然)あるけれど。。。 つまり、向こうが断りを入れることは「多々」あっても、自分が断りを入れることはない。 入れられる、わけがない―そう思っていた。 うん、思っていたんだ。 いたんだが。...
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