ひとり甲子園、映画少年篇(後)
高校時代の自分が、どんな映画と対峙し「ひとり甲子園??」を展開してきたのか、そのシリーズの最終回。 は、もちろん高校3年時の「映画鑑賞記録帳」を公開。 金もないし、地方だし、、、ということで、ほとんど自宅での鑑賞だが、今回は珍しく劇場での鑑賞も入ってます。 【7月30日】 地方ならではの、豪華2本立て上映。 ただ、いっぽうは監督の作劇術に感心したものの、もういっぽうは、退屈で仕方なかった。...
View Articleネガティブ・アクション、映画篇
現役を退く。 職を辞す。 なにかを辞めるにしても、そりゃあもうさまざまで。 網タイツ稲田さんやキャンギャル蓮舫さんのケースも、印象に残るといえばそうかもしれないが。 自分なんかは、やっぱり、月並みではあるものの・・・ 千代の富士の「体力と精神の限界」、 宮崎爺の愛嬌ある「今度こそほんとうに辞める」、 (ちょっと異色だが)筒井康隆の「断筆宣言」の3つが、とくに忘れられない。 3人とも、きっちり?...
View Article俳優別10傑 海外「は行」女優篇(3)
~ホリー・ハンターのキャリア10傑~ キュートな声は健在のホリーも、あと1年で還暦。 20年ほど前に比べたら活躍の場は多くないかもしれないけれど、 このひとの強みは「かなーり難あり」なキャラクターにもリアリティを与えられるところなので、まだまだ不可思議なキャラクターを「さも実在するように」演じてくれると信じています。 (1)『ピアノ・レッスン』(93)...
View Article敬意はどこだ
みっともない。 恥ずかしい。 格闘技ファンとして、天心とそのセコンドに一部観客の非礼を詫びたい。 先日開催された格闘技イベント『RIZIN』、 那須川天心VS才賀紀左衛門は、神童と呼ばれる天心が圧巻のワンツーフィニッシュを飾った。 天心はマイクを持ち、自分たちMMAファンに「打撃も面白いですよね?」と語りかけた。 ちょうどそのあたりでヤジが飛んだ。 なんといっていたかは、はっきりとは聞き取れない。...
View Article天敵は小豆
拷問を受けた。 史上最悪の、拷問を。 これならば、ケツにヤキゴテを押されたり、十字架に磔になったり、去勢されたほうがマシかもしれない。 断ることが難儀と思われる相手から、赤飯のおにぎりをいただいたのだった―。 画像を見ているだけで嘔吐しそうになるぜ!! 度々記しているが、自分が苦手なものは・・・ (1)小豆 (2)ホシブドウ (3)つぶあん (4)プルーン ・・・の、類である。...
View Articleにっぽん女優列伝(22)いしだあゆみ
48年3月26日生まれ・69歳。 佐世保出身。 公式プロフィール なんとなく、ぼんやりと、かーちゃんと観ていたテレビドラマ『金曜日の妻たちへ』(83、TBS)で、いしだあゆみさんを初めて見たと記憶しています。 クールなひとだなぁ、という印象を受けました。 そして、ちょっと細過ぎると。 けれどもそれよりも前に、『ブルーライトヨコハマ』は聞いたことがありました。...
View Articleにっぽん女優列伝(23)石田えり
60年11月9日生まれ・56歳。 熊本出身。 公式サイト 映画ファンそれぞれに、特別な存在の俳優さんって居ると思います。 好きだとか嫌いだとか、尊敬するとか、そういうものさえ超えたところで特別感を抱く俳優。 自分にとってそれは、デ・ニーロやジョディや三船ではなく、 高樹沙耶と石田えり(いしだ・えり)さんなのです。 スクリーン上とはいえ、初めて裸体を見せてくれた女性だから。...
View Articleにっぽん女優列伝(24)石田ひかり
72年5月25日生まれ・45歳。 東京出身。 ここのところ「ねぃちゃん」石田ゆり子の評判がいいですが、 少なくともデビューから10年間ほどは、妹・石田ひかり(いしだ・ひかり)さんのほうが人気も知名度も高かったと記憶しています。 自分が中学生だったころ、そんなガキでも気軽に? 購入出来る性少年雑誌がありまして。...
View Articleシンクロムービー10傑
まもなく公開される米映画『ベイビー・ドライバー』が、映画ファン、そうじゃないひとにも「はっきりと」薦められる会心の出来である。 トップ画像は、この映画を試写で観たモデルのやのあんな嬢。 音楽とアクションの融合を目指すという、ただ一点で押し切る演出が潔くて、映像鑑賞の快楽さえ味わえる至福の時間が過ごせるのだった。 ※冒頭の6分間がウェブで公開されているので、時間があれば。...
View Article俳優別10傑 海外「ま行」女優篇(1)
~メグ・ライアンのキャリア10傑~ 個人的には「それほど…」というより、「ぜんぜん…」なメグ・ライアン。 ただ、人気絶頂だったころのキュートさは疑いようがなく。 現在55歳、 これほどのスターがなぜ輝けなくなってきたのか・・・について、ラッセル・クロウとの不倫でイメージが悪くなったとか、度重なる整形が悉く失敗したとか、いろいろいわれ過ぎていて、さすがにちょっと可哀想かな。...
View ArticleTWO PUSH HALF
「モノ」の配分が分からない。 分からないというとバカみたいに思われるかもしれない、 まぁ実際バカだからいいのだが、 配分にセンスがない、、、といったほうが適切か。 どういうことかというと・・・ (1)食器洗いの洗剤を、適切であろう量の3倍くらいスポンジに染み込ませて洗う。 だからいつも、ハニーに怒られる。 (2)歯磨き粉を、歯ブラシの毛先が見えなくなるくらいベットリつける。...
View Article映画は戦場だ
自分の世代の映画ファンがQTタランティーノ、PTAポール・トーマス・アンダーソンに絶対の信頼を置いているように、 自分より下の世代の映画ファンは、クリストファー・ノーランを信奉している。 このひとの映画にまちがいはない、、、と。 そんなノーランの新作『ダンケルク』(トップ画像)を、きのう先行で観させてもらった。...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(233)
ハダカ発、ハダカ経由でハダカ着。 自分が現在の職を得たきっかけは、愛読していたAV雑誌(現在は廃刊)への「ちょいと歪んだ」AV批評が当時の編集長の目にとまり、「ウチで書かないか」と誘われたことによる。 AVの撮影現場取材をこなしていると、スタッフのひとりが格闘技の世界に精通していて、業界人との交流も深く、格闘技雑誌の編集者を紹介してくれた。 「速筆に自信あるなら、今度の興行レポートで試してみる?」...
View Article初体験 リッジモント・ハイ(234)
紙媒体が売れなくなったといわれて久しいが、雑誌の世界で唯一「奮闘」しているのが、「文春砲」などといわれているゴシップ系記事の類だろう。 『週刊文春』が好調を維持することにより、ライバル誌の『週刊新潮』まで調子を上げるという相乗効果が生まれている。 個人的には、さすがに飽きてきたというか。 たしかにベッキー/えのん騒動は、LINEの全公開という新味も手伝って興味を引いた。...
View Articleもっと雑巾を!
暇さえあれば、掃除をしている。雑巾がけをしている。 訂正、暇がなくとも、なにかをしている最中でも、その手を止めて掃除に取りかかる。 ほとんどビョーキなので、キレイ好きとかではなく、単なる掃除魔だと思っている。 当然、雑巾の使用量も多くなる。 ボロボロになったタオルを、それこそボロボロになるまで使ったりするのだが、それだけでは足りなくなるので、100均ショップとかで雑巾を買う。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(217)
しゃー「く」→「く」ーる(クール) 優しそう 柔和 朗らか 感じがいい なにを考えているのか分からない 面白い じつは腹黒い 以上、第一印象や「ひとと、なり」で評されたことがあることば。 とくに前半の3つくらいは、よくいわれる。 よくいわれることから、「よくいわれるんですよ」と返すが、そう返すのって、場合によっちゃ感じが悪くなることがあると思うのね。...
View Articleシネマしりとり「薀蓄篇」(218)
くー「る」→「る」きのびすこんてぃ(ルキノ・ビスコンティ) 出自がどうこうという時代じゃない、、、とは、いいつつ。 織田信成くんが出てきたときは、皆がワッとなったし。 宮澤エマちゃん大好きだけど、 出会うことはないだろうに、その家系だけで怖気づいちゃうし。 自分だって学生のころ、自己紹介しつつ「映画を勉強している」というと、映画に詳しい年配のひとからは、...
View Article豊作万歳!
真夏に公開された映画は、まぁ、「そこそこ…」のものは多かったけれど、個人的に、こころを大きく動かされるような傑作には出会えず、また、ひとに薦められるような「ちょうどいい感じ」の作品も少なく、フラストレーションが溜まっていた。 のだが、公開されたばかり、あるいは、まもなく公開される、いわゆる晩夏~初秋の映画が豊作で、これは素晴らしいぞと。 以下、晩夏公開の映画5傑。...
View Article俳優別10傑 海外「ま行」女優篇(2)
~マデリーン・ストーのキャリア10傑~ 現在よりも「はるかに」劇場公開映画をリアルタイムで観ていた90年代―自分と同年の映画ファンにとって、マデリーン・ストーは、憧れのハリウッド女優のひとりだった。 コスタリカの血が入っているため、黒髪だったというのもポイントが高く、まぁふつうに美人だし、脱ぎっぷりもよく、数々のメジャー映画でヒロインを演じている。...
View ArticleJudgment
数年前のバラエティ番組だか教養番組? だかで、サッカーの審判がオフサイドの判定を「正確に出来るか」検証する企画があった。 結果は、約半数が「出来なかった」。 審判のレベルというより、ひとの限界っていうことかもしれない。 だからこそ、いろんなスポーツでビデオ判定が導入されつつあるのだろうし。 ヤンヤヤンヤアアダコウダと大勢で揉めるより、映像を確認すれば、そこに「事実」が「記録」されているわけだしね。...
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